171 CM ページ21
ユノヒョンはウォルを抱っこして離さない。
そのぶん俺はAと一緒だから いいけど。
少し暗いところに行ったら ウォルは怖かったのかクズったから 俺が抱っこしてあやした。
YH「…………チャンミン……お父さんだね。ウォルのクズリが止まったよ。」
「そりゃそうですよ。ウォルもお父さんがわかるもんね。ヒョンとは違いますよ。」
ヒョンは俺に抱っこされてるウォルに
YH「ウォラ〜 オッパは悲しいぞ。」
ヒョンがウォルにポッポしようとするから逃げた。
「ヒョン！ 近寄るな！ ウォラ 逃げるんだ。」
俺は早歩きでヒョンから離れたが ヒョンが追いかけてくるから…逃げた。
そうしてたら館外に出た。
あれ？
Aがいない。
俺はウォルをヒョンに預けて Aを捜しに行った。
Aは暗めの場所で ゆっくり見ている。
「遅いから心配した…………」
俺はAの手を握って そう言った。
A「あっ ごめん。……なんか こういうところに来たのって 独身の時以来だから。懐かしいって思っちゃって。」
そうか……
俺と結婚して 数ヶ月後には妊娠して……
出産して……
育児か……
おまけに俺はAに無関心だったし。
俺は なんだか切なくなったが…
Aが嬉しそうな顔を見ると
少し救われた感じがした。
「ヒョンとウォルが待ってるから 行こう。」
館外にでると 夕陽が沈みかけてる海が見えた。
A「綺麗だね。」
「うん……こういう景色はあまり見るチャンスがないからね。」
2人で海を見ていたら
YH「おい！ ウォルが泣きやまないんだけど！」
俺はヒョンのところに走って行き ウォルを抱っこしてあやした。
YH「チャンミンがAちゃんを捜しに行ってから 少しずつ クズりだして……姿が見えた途端に大泣きだよ。」
「…………ごめんね。ウォラ〜 お父さんとお母さんが来たから 泣かないんだ……」
ウォルは泣き止んだが まだ涙目で すぐに泣きだしそうな感じ。
「この前 実家に泊まった時も お母さんがウォルと寝たいっていうから そうしたんだけど……朝 目が覚めてからクズってたって。」
YH「親がいないってわかったんだ。」
「そうかもしれないです。……一緒に生活してるから。」
YH「でもさ……チャンミンはツアーに行くこともあるじゃん。しばらく離れるけど大丈夫なの？」
「あゝ……なんか大丈夫みたいです。俺が抱っこしててクズる時はお腹が空いてる時だけですね。」
YH「ふーん。」
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年8月12日 0時
