96 CM ページ46
YH「チャンミン！ 何してんだよ！」
「寝ていて……目が覚めたら……ジヒョンがいたんだ。」
YH「再会を喜んで抱き合ってたのか？」
「…………俺なりにケジメをつけたんだ。」
YH「……Aちゃんはいつ来て いつ帰ったんだ？」
「えっ……来てないです。」
YH「さっきエレベーターで見たんだ。下でヒチョルヒョンと会ったから 一緒にエレベーターに乗ったら 隣のエレベーターに乗ってて。下に行ってたからヒチョルヒョンが探しに行った。」
「エレベーターで下に行った？」
YH「ウォルも抱っこしてたけど……ものすごく顔色が悪くて……生気のない顔だったし……泣いてた様に見えた。」
「泣いてた？」
YH「部屋に来たら お前はジヒョンとあんなことしてるし……Aちゃん……見てないよなぁ？」
「……………………」
俺は ものすごく不安になった。
言葉を発することできない。
しばらくして
ヒチョルヒョンがものすごい形相できた。
乱暴にドアを開けるや否や
HC「ヤーーーーチャンミン！！！ Aに何したんだ！！」
「俺はAが来たのを知らないし……」
俺は……
俺の不安が当たっていることを感じた。
YH「さっきの……ジヒョンとの……見たんじゃないか？」
HC「なんだよ！ さっきのジヒョンとのって…」
YH「俺が来た時に ジヒョンと抱き合ってたんだよ。……チャンミンはケジメをつけたって言ってるが……」
HC「なんだと！ お前！………………ユノ？ 悪いが席を外してほしい。」
YH「なんで？ チャンミンは弟なんだ。話だったら 俺も聞く権利がある。」
HC「…………そうだけど……今回はAのこともあるから……」
YH「だから なんで？ Aちゃんは妹みたいに思ってるし 同じ武道の仲間なんだ。心配して何が悪いんだ！」
HC「だからだ。お前はチャンミンにもAにも近いんだ。…………夫婦のことは夫婦にしかわからないこともあるし……人に言えないこともある。お前みたいに近い人間に知られたくないことだってあるんだ！」
YH「………………わかった。…………チャンミンを頼むよ。」
ユノヒョンは出て行った。
それを見届けてから
ヒチョルヒョンが静かに話しだした。
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年7月11日 2時
