83 CM ページ33
Aを探したいが方法がわからない。
両親達には言えない。
理由が俺達 夫婦のことだし……
特に Aの親には言えない。
気持ちばかりが焦ってしまい…
いろんなことが空回りする。
ヒョンに注意される。が……素直になれない。
運悪く
中国のツアーのあとに
PVの撮影でハワイ行きだ。
全然 探せないじゃないか！
キュヒョンに頼むにも あいつは今は兵役中だし。
それに心配はかけたくない。
俺なりに仕事は頑張ったが……
眠れない日が続いて……
ハワイの撮影が終わり
韓国に帰った途端に倒れた。
目が覚めたら病院のベッドだった。
YH「Aちゃんに電話するんだけど……繋がらないけど……どうなってる？」
「…………Aは今 旅行に行ってるから……俺は大丈夫だし……」
YH「じゃあ……お母さんに連絡する？」
「大丈夫だから…………ごめん ヒョン。心配かけて……」
YH「…………チャンミン？ 何かあったんなら ヒョンが力になるよ。」
「ヒョン……ありがとうございます。」
YH「仕事は一段落したから………ゆっくり休みな。」
「はい……………」
しばらくして スターが見舞いにきた。
○「おい！ チャミナ……どうしたんだ？ 健康オタクのお前が倒れるなんて……顔 真っ黒じゃん。」
「……………ちょっと……眠れなくて……」
○「お前………確か 結婚してたよな？……嫁は？」
「……………ちょっと……理由があって……」
○「………………お前も大変だな…」
「……………………」
○「まぁ……結婚してない俺が言うのもなんなんだが…………あっ！ そうだ！ お前だよ！ あーなんで気がつかなかったんだ……お前だったよ！」
「はっ？ 何ですか？」
○「俺さぁ ちょっと前に済州島に仕事で行ったんだ。そこで もろタイプの女がいたんだ。もう……バックスタイルはgoodだぞ。おまけに前から見ても 良かったんだ……美人でさ。脚も綺麗だし……足首なんか すんげぇ細いから……ありゃ ……抱けば かなりいい感じだ。」
「……………ヒョン……見舞いに来たんですよね？ 今の俺に女の話は……ちょっと違うでしょ？」
○「まぁまぁ……その女がさ 子どもがいて……とても子どもを産んだあとに見えなくて……俺もちょっと……間違えてさ。でっ……その赤ん坊がめっちゃ可愛いんだ。」
「へぇ…………」
ウォル……も可愛いし……どうしてるんだろう？
○「でも 誰かに似てて……それが思い出せなかったんだ。 」
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年7月11日 2時
