77 CM ページ27
酔っ払って抱いたし Aの寝顔にキスはしたけど……
お互いが意識のある時に…したことはない。
キュヒョンの言う通り 手も繋いだこもない……
Aは寂しくなかったのか？
……恋人みたいなことなんかしたことがない。
何かあると 必ず ウォルの母親だって言ってたし。
今日 寝る時に手を繋いでみようかな？
でも……その前に謝らないといけないか……
KH「でもさ……俺が思うに お前はあの子をかなり好きみたいに見える。」
「何故 そう思う？」
KH「あの子のご飯を食べたいってことが そういうことだよ。それに なんだかんだ言っても あの子のこと言ってるし……今度 俺にも会わせろよ。あの子とウォルを。」
「あぁ……そのうちな。」
店を出たのは やはり日付けが変わる1時間前。
キュヒョンからは
KH「お前……やっぱり 早く帰るじゃんか。あの子のところに帰りたいんだろ？」
「違うさ……」
KH「そういうことにしといてやるよ。……お前が早く自分の気持ちに気付くといいけど……」
マンションに帰り シャワーを浴びて リビングで少し休んだんだが……
なんかおかしい気がする。………
いつもなら Aが起きてる筈なのに……
起きてない。
まぁ……朝 飯はいらないって言ったから
もう 寝たのか？
寝ているんだったら
起こさないようにしないと。
そっと ベッドに行くが…………
いない……なんでいない？
この間 一緒に寝るって言ったのに……
あっ……
今朝 喧嘩したから
自分の部屋にいるのかなぁ？……
だとしたら
そっとしといた方がいいかな？
そう思った俺は 仕方なくベッドで
寝ることにした。
眠れない……
昨日はぐっすり眠ったのに……
なんで？
Aがいないから眠れないのか？
今は仕方ない？
いや……ダメだ。
俺はAとウォルを俺のベッドに連れてこようと思い Aの部屋に行った。
ノックするが返事がない……
当たり前か…………
寝てるんだから…………
あっ……
また 授乳しっぱなしで寝ていたら？
また 見たって怒りだすよな？………………
どうしよう…………
俺はAの部屋の前をウロウロしながら考えるが 答えはでない。
やっぱ……朝のことがあるから……やめよう。
いや………
顔を見ないと……
今度は 出しっぱなしでも……
そのままにしよう……
よしっ……
それがいい。
そっとドアを開けるが……
真っ暗……？
あれっ？
いない…………
なんで？
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年7月11日 2時
