75 CM ページ25
KH「どうしたんだよ？ 嫁を無視したとき以来じゃん。」
「うん………実はさぁ……相談があってさ……アイツのことなんだ。」
KH「へぇーー ……で どうしたんだよ？」
「俺……分からないんだ。アイツのこと……。前にさぁ……俺達はそういう関係はない。って言っただろ？」
KH「ああ……言ってた。なのに子どもができてたから驚いたんだ。……お前……覚えてなかったって言ってただろ？」
「うん……ホントに覚えてないんだ。……アイツ……初めてだったみたいで……それに俺 ジヒョンって言ってたみたいだし……あの時 ジヒョンと別れた時だったから イラついててさぁ……シーツを洗濯したアイツを怒鳴ったし……。」
KH「最低だよな……」
「そうさ……俺はすごく最低男だよ。…………俺はアイツが嫌だったんだ。最初に投げられたし……ヒョンと仲良いし。でも嫌いじゃあないんだ。」
KH「はっ？……嫌なのに嫌いじゃない？」
「……男みたいな女なんか絶対付き合わないしって……でも人間的に嫌いってわけじゃあなかったんだ。まぁ……女として興味がなかったってことだよ。」
KH「ふ〜ん……」
「だけど……結婚したから 自分のものみたいな……なのに……ヒョンが好きってどうよ？って思ってて。」
KH「でも……お前……ジヒョンとしばらく付き合ってだじゃないか。」
「俺……実は新婚旅行にジヒョンを連れて行ったんだ…」
KH「えっーーーーーーーーーーーーーーーーー？ なんだって？………………ありえないだろ？ いくらあの子が嫌だってさあ！」
「そうだな…………でも……あの時はアイツよりジヒョンの方が大事だったから……」
KH「あの子…………可哀想すぎるだろ……」
「…………………………」
今から思うと……そうだよな……
「ヒョンがウォルとアイツに会わせろってうるさいから食事に行ったんだ。アイツ……嬉しそうで……なんかイラついたんだよ。ヒョンと夫婦みたいで……マンションに帰ってから喧嘩してさ。」
KH「………………」
「"お前……感度悪そう"って言ってしまって……」
KH「お前…………言っていいことと悪いことがあるだろ？…………あの子のそんなこと知らないんだろう？」
「つい でちゃったんだよ。……俺だって……酷いことを言ったと思ったから アイツが出ていくか心配したし……おかしなことや行動を取りだして焦ったんだから……でも……話し合って和解したし……俺の言葉については何度も謝ったから。」
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年7月11日 2時
