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YG「どうした、A？おい！」
必死に呼びかけるユンギさんの腕の中に抱き止められた
意識はあるけど、ひどい頭痛と記憶にない場面が駆け巡って訳が分からない
「あ、頭、が」
YG「頭が痛いのか？」
「観覧車…」
YG「観覧車？」
「痛い、……」
YG「医者呼んでくるから、座れるか？」
とても座っていられる状態ではなかった
ユンギさんはそれを察したのか、私を背中に乗せてナースステーションに走った
YG「頭痛を訴えてます。担当医呼んでください」
先生が来るまでの間も、あの場面が途切れ途切れに頭の中に流れる
Dr「ベッドに乗せて検査室に運んで！」
検査が終わる頃には、頭痛は治まっていた
Dr「何故彼と一緒だったんですか？」
「談話室で話していたんです」
Dr「お兄さんから何か言われませんでしたか？」
「会うなと言われました」
Dr「それなのに何故会うんです」
「何故って…」
Dr「彼に会おうとする限り、入院は長引くと考えてください」
「なんで会っちゃいけないんですか？」
Dr「あなたも分かったでしょう。彼に会えば頭痛に襲われることを」
何度理由を聞いても、曖昧な返事が返ってくるだけだった
病室に戻ると、ユンギさんが座っていた
YG「もう平気か？」
「あ、はいもう、大丈夫です」
私がベッドに入ると、布団を掛けてくれた
YG「あのさ、Aって前に…」
「あのっ」
YG「ん？」
「今日はすごく疲れてしまったので…」
YG「ああ、そうだよな。しっかり寝ろよ」
私の頭にポンと手を乗せて、病室を出て行った
駄目だ、全然思考がついていかない
申し訳ないけど、4人には今日は来ないでもらおう
ここ数日間で一気に色々なことが起こりすぎてる気がする
病室の外を眺めてどれくらい経っただろう
オッパが慌てた様子で駆け込んできた
「病院は走っちゃだめだよ」
SJ「会ったの？」
「ごめんなさい、でも」
SJ「Aの為だって言ったよね？」
「そうだけど…！」
SJ「Aはこの病院にいる方が刺激が強すぎる。明日には退院できるように、先生にお願いしたから」
「何でそんな急に決めるの？」
SJ「実際、検査入院ってことだったし、1日2日予定が変わっただけだよ」
たしかに早く学校には戻りたいし、退院は嬉しいこと
でも、ユンギさんの連絡先だってまだ知らない
お礼もまともに言えてないのに..
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するめ(プロフ) - リンゴ飴さん» 今後気をつけます^ ^ (2017年5月5日 19時) (
レス) id: dd2781c9c0 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ飴(プロフ) - するめさん» いえいえ、大丈夫ですよ。下手な説明を理解してくださってありがとうございます (2017年5月5日 15時) (レス) id: 4578f14291 (このIDを非表示/違反報告)
するめ(プロフ) - リンゴ飴さん» 詳しくありがとうございます！無知で不快な思いをさせてしまってすみません。 (2017年5月5日 15時) (レス) id: dd2781c9c0 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ飴(プロフ) - 簡単に言えばアニメやアーティストなどの夢小説を作る時はオリジナルフラグを外す。完璧に自分で考えたものならオリジナルフラグは付ける。です (2017年5月5日 14時) (レス) id: 4578f14291 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ飴(プロフ) - するめさん» オリジナルフラグというのはオリジナル作品にだけ付けるものです。アニメや俳優、アーティストなどは実在する人物なのでオリジナルフラグは外さなければいけません。 (2017年5月5日 14時) (レス) id: 4578f14291 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：するめ | 作成日時：2017年4月1日 4時
