8 JJ ページ8
僕は年末に除隊した。
ホントに年末……
12月30日。
やっと終わった。
でも 僕を待ってくれてたファンにも挨拶はしないと。
そうそうに握手会を開いた。
みんな喜んでくれていた。
良かった……
兵役の間は業界人にとって大変なんだ。
人気がなくなってしまうとか……
ファンがいなくなるとか……
業界の色んなことから忘れられてしまうとか……
僕のファンは僕を忘れてなかった。
この握手会で実感した。
ありがたい。
でも……
僕もちょっとゆっくりしてもいいよね？
僕は極親しい友達達とハワイに行った。
韓国は寒いから 南の暖かいところでのんびりしたい。
明日の仕事なんか考えない空間を味わいたい……
ハワイは暖かい。
心が和む。
色んなことが頭に浮かぶ。
…………
Aちゃん………
どうしてるのかな？……
自分が思ってた以上にAちゃんを引きずっている……
Aちゃんを見た最後の顔が忘れられない。
目に涙を溜めているのに 毅然とした態度をとろうと必死だったのに……
とても悲しそうだった……
ユノじゃなく……
僕だったら……
そんな思いをさせないのに……
僕だったら……
僕だったら……
あーーー
そんなこと考えても始まらない。
ユノとAちゃんの結婚式なんか……
絶対に見ないんだから！
気晴らしにショッピングモールにでも行ってみるか。
ぶらぶらしながら 姉ちゃん達や姉ちゃんの子ども達のお土産でも見るか……
あっ！
かわいい。
キャッツアイやローズクオーツやトルマリンやソーダーライトとか……
組み合わせて作ることができるみたい。
自分で作れそうだし……
楽しそうでもある。
5〜6人分くらい買った。
また ぶらぶらしていたが やはりハワイの昼は暑い。
カフェに逃げ込もうとして 探していたら……
うおぉぉぉーーーーーーーーーーーーーー
Aちゃんがいるーーーーーーーーーー
見間違いか？
幻か？
目をこすって もう一度みる。
僕は涙がでそうになった。
だって……
もう……
会えないと思ってたのに…
やっぱり神様はいたよ！
僕はAちゃんのテーブルの前に立った。
「Aちゃん……」
Aちゃんは 何か作っていた様だ。
顔を上げて 僕を見た時 綺麗なおっきな目がより おっきくなって………
かわいい……
驚いていた。
A「ジェ ジェ ジェジュンさん。どうして？」
「それはぼっくのセリフだよ。Aちゃんこそ どうしてハワイにいるの？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 400人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ここ
| 作成日時：2018年2月11日 12時
