45 JJ ページ45
車を運転していたら……
Aちゃん！
ほんとかよ？
僕はAちゃんを見失わないように 視覚に捉えながら車を停めて カフェに入った。
韓国にいる理由を聞くけど 曖昧な返事ではぐらかされた。
でもいい。
こうやって会えたし。
奇跡としか言えない。
走ってきたから喉もカラカラで……
Aちゃんが水を勧めてくれて 一気に飲んだ。
……？ ？ ？
Aちゃんが僕の首筋ってか……見てる。
僕も芸能人だから人から見られてことには慣れてるけど こう好きな子に見られると恥ずかしい。
おまけにAちゃん……
色っぽい顔で僕を見てるし。
Aちゃんに色っぽいって言うと……
Aちゃんは自分が言われてきたことを話してくれた。
…………彼ってユノだよな？
側にいた女性って……ガールズグループの子か？
女を連れてAちゃんとあってたのか？
彼の仕事仲間って……チャンミンか？
チャンミンは自分が気に入れば優しいけど……
別に興味がなければ適当だし……
気に入らなければ毒舌もあるかな？
Aちゃんは美人なのに……
チャンミンはAちゃんのこと嫌いだったのかな？
彼が忘れられない女性って……ミリのことだ。
ミリ……Aちゃんにきついこと言ってたんだ。
ミリはユノが好きだから……
Aちゃんが嫌いだったんだろう……
結構言われてる。
普通……へこむよな……
なのに……自分でわかってるって……
ユノはフォローしなかったのか？
彼からのフォローや愛されるってわかれば自信もつくだろに…
僕が
「Aちゃんは魅力的だよ！」
って言っても
A「やめてください。イケメンで女性慣れしているジェジュンさんから言われるとバカにされてるようで惨めになりますから……」って……
何がAちゃんをここまで卑屈にさせてるんだろう？
僕はAちゃんをずっと見て考えてたけど……
こんな話はAちゃんは嫌なんだと思ったから話を変えた。
韓国語のテキスト？
韓国語を勉強してるのか？
僕が教えてあげるって言ってら
気を使うからいいって……
諦めない！
その国の彼を作れば言葉の上達は早いし タダだしって言ったら
A「………恋人……いないですから……」
少し悲しげな表情で言った。
僕がいるからって言うとしたら
A「ジェジュンさんが日本語上手なのは……日本の女性と沢山付き合ったってことですね？」
Aちゃんは爆弾を落とした。
僕は地雷を踏んでしまっ…………た。 泣
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年2月11日 12時
