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私は父に電話して内容を話した。
とりあえずジェームズと仮の契約をしてから日本に戻り日にちの調整をすることにした。
次の日にジェームズと話していたら
Ｊ「あー明日か……混むな。」
「どうしたの？」
Ｊ「A知ってる？ 東方神起。ユノ？」
「う うん」
Ｊ「ユノが公演をするんだよ。市民と合同で。話題になってるし きっと日本や中国からもファンが来ると思う。そうなると交通手段が混むんだよ。」
「へぇー。じゃあ私も行ってみようかな？」
Ｊ「興味あるの？」
「だって有名人だし……行き方を教えて。」
Ｊ「一緒に行く？」
「大丈夫だから。」
私はユンホさんの公演会場にきた。
が…………
チケットは完売。
いくらユンホさんが出演するといっても
市民のための公演だから
アイドルの公演のように高くなく
そこにユンホさんがいるから
完売も仕方ないんだろうな……
私……
何してるんだろ……
ユンホさんは……
新しい家族がいるのに……
私って……
重症だ。
私の方が引きずってるし……
こんなところまできて……
あわよくば ユンホさんを見れるなんて思ってる。
私は これから韓国で働くから……
ユンホさんの情報なんて嫌でも入ってくるだろう。
そんなことに 一々反応してる場合じゃない。
もっと しっかり自分を持たなきゃ！
ユンホさんは東方神起で
アイドルでスター……
私とはなんの関係もない人。
しばらく会場を見ていたが
踏ん切りをつけてホテルに帰った。
夕方にジェームズから電話がはいり 明日 住む所や書類やら仕事についてなど説明があるとのこと。
翌日 ジェームズと何件かマンションを回り安全面を重視してセキュリティの良いところを候補にした。
色んな手続きをして 何度か韓国と日本を往復して 韓国での生活が始まった。
保健課の業務内容には慣れたが…
問題は言葉と もう一つの業務…通訳。
外資系だから会話は英語で済むことが多いが やはり韓国人も多く働いているので韓国語が飛び交っていることも多々ある。
私は韓国語学校に通いながら勉強した。
アメリカにいた時よりも 毎日が必死だ。
そんな日常の中で月日は流れ……
気がつけば7月になっていた。
ある休日 いつものように語学学校の帰りにカフェに入った。
カフェで先程習った内容を軽く振り返っていたら……
JJ「Aちゃん！ ぐっうぜん！ 」
「ジェジュンさん。ホント偶然です。」
JJ「何？ 何？ どうしたの？ 旅行？」
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年2月11日 12時
