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私は寝起きのキュヒョンさんに灸をすえた。
キュヒョンさんは必死に弁解していたけど…
お父さんの睨みに耐えかね 小さくなって……
帰っていった。
なんか 楽しかったな……
私はコンビニのバイトをしながら のんびりと過ごしていて もう少ししてから派遣の仕事でも探そうかと思っていた。
ある日 父に呼ばれた。
A父「これからどうする？ 仕事とか？」
「もう少ししてから派遣の仕事を探そうと思ってる。」
A父「実は去年 韓国に行った時のドンウク君を覚えてるだろ？」
「うん。私はジェームズの方がしっくりくるな。で 彼がどうしたの？」
A父「彼から連絡があって……お前に仕事を手伝ってほしいって……」
「えっ……だって彼は韓国で外資系企業の社員だよ？私 わからないし。」
A父「私もそう言ったんだよ。でも 日本との取引きもあるらしく そうなると言葉の問題もあるみたいだ。この前にAがアメリカで働いてるって話をしたから……よかったんじゃないか？」
「でも……事務職や営業なんて……それに……韓国は……」
A父「韓国語を勉強してるだろ？現地で覚えるのが一番だ。業務内容は心配だなぁ。……韓国に行って話を聞いてみなさい。」
「……どうしても？」
A父「話も聞かないで断るのはどうかな？……若い内に色んな体験をするのもいいから。」
「………………はい。」
A父「話を聞いて……ダメだと思ったら断ればいいだろう？」
私は父の後押しもあり 韓国へ。
空港にはジェームズが迎えに来てくれた。
ジェームズとの会話は全て英語。
Ｊ「A 来てくれてありがとう。」
「私……ホントに何もわからないよ？」
Ｊ「大丈夫だから。Aならできる！」
「買いかぶりすぎだよ。」
会社を案内してもらい説明を受けるが……
ピンとこない。
「やっぱり 私には無理。だって私は専門職だったし いくらアメリカで働いていても その専門で働いていたから 企業は無理。」
Ｊ「…………Aには僕のアシスタントになって欲しかったんだ。……じゃあ…保健課で働いてみる？」
「保健課って何？」
Ｊ「簡単に言えば学校の保健室みたいなところ。」
「どっちかというとそっち系かな…」
保健課は人員が2人。
イベントがあれば必ず同席する。
また撮影にもいく。
社員の健康維持などが主な仕事みたいだ。
ここなら大丈夫かな……
私の場合は その業務にプラス通訳も入った。
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年2月11日 12時
