25 Y ページ25
公演の構成を考えているが なかなか難しい。
Aのことも気になるが……
今は動けないため 目の前におかれている事に専念しよう。
軍の仕事と並行して考えるので ちょっとした休憩も必要と考えていた時に誕生日を迎えた。
軍での俺の誕生日も2回目だ。
仲間達と楽しんだ。
その仲間の1人が俺にこっそり言った。
ジェジュンが連絡がほしいと言ってるって……
俺は妙な胸騒ぎを感じた。
ジェジュンの電話番号を聞き 後日 連絡した。
待ち合わせ場所は俺の行きつけのお店だ。
「年末に除隊したんだろう？ どう？ 元気？」
JJ「まぁ……元気さ。旅行とかに行ったり……のんびりと過ごしてるよ。」
「でっ……何か話しがあるのか？」
JJ「僕……Aちゃんが大好きなんだ。お前達 別れたんだよな？」
「何言ってんだ！ 別れてない！ 別れるはずないだろ！」
JJ「お前……ミリとの間に子ども作ったんだろ？SNSに乗ってたじゃないか？」
「違う！ ジュナは俺の子どもじゃない！」
JJ「ジュナ？……Aちゃんが言ってた。お前とミリの子どもだって……」
「Aが？…………」
JJ「Aちゃんは僕が知らないと思ってるから。お前がAちゃんの相手だってこと。あの子 僕達の事知らないみたいだし。」
「…………あまり そういうのを調べたりしない。以前にミリの事とか 俺がイチゴを好きとかをネットで調べた時に……怒ったから。俺に直接聞けって……。」
JJ「お前……ネットで調べたくらいで怒るの？」
「…………他にも……色々あったから……お前には俺達のことはわからないよ。」
JJ「うん……そうかもしれない。でも 僕はAちゃんの寂しさや悲しみは知ってる。」
「………………」
JJ「初めて会った時に夫になる人がいるって言ってた。どんな人？って聞いたら「どんな人って……ジェジュンさんより身長は高いです。ジェジュンさんのように色白じゃあないです。それに……カッコいいです。それに……私を好きって……私も好きだし……」って言ってたけど 寂しそうだった。」
「……………………」
JJ「軍フェスで……お前がミリを連れて行った後に 帰るのかタクシー乗り場まで行った時に捕まえて お前のことを聞いたら「知り合いじゃない。」って……涙を溜めて言ってた。」
「それは俺が芸能人だから 他人に知られないようにしてるからだ。」
JJ「そうか？……じゃあ なんで泣きそうだったんだ？」
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年2月11日 12時
