6 Y ページ6
「お祖父さん ユンホです。」
Y祖父「どうしたんじゃ？」
「Aと連絡がとれないし……漢方を受け取り拒否してるし……お祖父さん！ 何か知ってるんでしょ？」
Y祖父「漢方はもう必要ないだろう……」
「なんで？！」
Y祖父「Aは今 大事な時なんじゃ！ そっとしておきなさい！ Aも初めてなんじゃ……男のお前には分からんわ。」
「何が？」
Y祖父「今 無理に韓国に来させなくてもいいから。」
「なんで？」
Y祖父「飛行機はだめだ。アメリカからだと長いし。」
「Aは病気なんですか？」
Y祖父「病気じゃないが……とにかく無理は禁物じゃ。」
「会いたいのに……」
Y祖父「あっ！ お前！ もしAが韓国にきても……するなよ！」
「なんですか？ するなって？」
Y祖父「お前のあの声からして……激しそうだ。するな！」
「なんだよ また……お祖父さん！俺のあの声って……いいじゃないですか！ 大好きな嫁だから抱くに決まってるでしょう！」
Y祖父「だめだ！ ダメだ！ ……わしも若い時はお前のように思ったが…………だめだ！ これは チョン家の総代のわしの命令だ！」
「チョン家の総代の命令って……無茶苦茶だ！」
Y祖父「無茶苦茶でも なんでもだ！」
「わかりました。」
お祖父さんの訳わかんない話から するなって……
チョン家の総代の命令って……
なんだよ！
ホント！
訳わかんないから！
あっ！
信じたくないけど……
お祖父さん……
ボケてきた？
お父さんに言って 病院で診てもらった方がいい？
……でも ……
一応……
お祖父さんの言う通りにしておこう……
俺 そのままマンションに泊まった。
久しぶりに1人の空間だ。
Aを思い出しながら……
ユノユノを慰めよう…
おかしい……
達することができない……
Aを思い出すのは…
あのホテルでのAだから……
厳しく怒ったし……
悲しそうな顔だったし……
泣きそうな顔だった……
さすがの俺でも Aの最後に会った時の顔でユノユノを満足させれない……
はあーーー
A……
どうしちゃったの？……
会いたい…………
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年2月11日 12時
