28 Y ページ28
「本音？」
JJ「僕って手や指が綺麗な人が好きって……。なぜかってことを話したら Aちゃんは感心したのか 「ジェジュンさん容姿にこだわらないんですね。流石 語るだけのことはあります！ 私は外見で選ばないって言っても生理的に嫌な人もいますから。」って言うから 僕も慌てて 正直にいって容姿に全くこだわらないってことはない！ 第1段階が手ってことで……あとはふるい分けに入りるというか……って本音がでちゃったよ。Aちゃんは笑ってたけど……ヒヤヒヤしたよ。」
「………………」
Aも 手や指が好きなんだ……
でも それをジェジュンにはいいたくなかった。
JJ「Aちゃん 美人なのにわかってないんだ。」
「俺も最初は不思議に思ってたけど……理由があるから……」
JJ「理由？」
「ジェジュンには関係ない。」
JJ「……おしゃれに興味がないわけじゃないが おしゃれしても 報われないんだって。忘れられない人が綺麗だと 色々大変だし……惨めなんだって。綺麗って言われたことがないって言ってた……お前……そういうこと伝えてなかったんだな…」
「……あえて綺麗だとは言ったことがない。美人だから心配する。とかは数回しか言ったことがない。そんなの当たり前のことだから……」
JJ「お前……酷いな……僕は手や指が1番だけど……Aちゃんは そんなこと関係なしに惹かれたんだ。それに脚もスッと伸びてて だらしない歩き方をしてないって思った。」
「脚？って見たのか？」
JJ「ハワイだろ？ 短パンだったから見えるだろう？」
「俺のAをヤラシイ目で見るな！」
JJ「何言ってんだ！好きだから……仕方ないだろ。それに……キスしちゃったし。」
「何やってんだ！ 人の嫁に！ お前……分別もつかないのか？！」
俺は思わず テーブルを叩いて立ち上がった。
JJ「Aちゃんはお前とはダメになったって言ったんだ。だったら僕にもチャンスがあるだろ？」
「だからって……理性ってもんはないのか？」
寝込みを襲ってキスした俺が理性を語るのもどうかと思うが……
ここは強く言っとかないと。
JJ「理性って……だって 海を見ていたAちゃんは とても綺麗だったから。」
「………………」
俺は思い出した。
お見合い2日目に光州からソウルに向かう途中で海を見て……
俺はAの綺麗な横顔に我慢できなくなって……
キスした。
Aの可愛い唇に吸いついたり 舐めまわした。
あぁー
Aの唇……。
たまんない……。
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年2月11日 12時
