20 Y ページ20
ミリとジュナと別れた。
ジュナのパパが迎えにきてるそうだ。
ミリが幸せそうで ……良かった。
心から そう思う。
ジュナ 可愛かった。
でも きっと 俺とAの子どもの方が絶対にかわいい。
あー
早く 赤ちゃんがほしいなぁー……
除隊したら すぐにつくる？
でも 結婚が先だし……
……俺の除隊のあと チャンミンの除隊までに時間があるから……
でも カムバックがあるし……
A…どうしてるのかなぁ…….
11月になれば ジヘの結婚式もあるから その時にお父さんやお祖父さんと話をしよう。
・
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・
俺はジヘの結婚式の前日に実家に帰ってきた。
シスコンと呼ばれてる俺。
だって………
ジヘが小学生の時に家出をしてるから……
光州とソウルの行ったり来たりでジヘと色んな話とか できない環境だったんだ。
高校卒業でデビューが決まっていたし、 デビューの翌年から日本だったから ……
ジヘは美人だし……
気が気じゃなかった。
芸能界からも誘いがあったし……
業界って華やかだか 厳しいし 苦労も多い。
色んな誘惑もある。
ジヘは一般人で良かったんだ。
しかし 俺が東方神起で業界人である限り 俺の家族は一般人ではいられない。
いつも注目されているから 常に気が抜けないんだ。
………………
小学生のジヘに修学旅行の費用を中学生の俺に相談された時から……
こういう経過は決まっていたんだ。
結婚式当日は祝辞を読んだあと 席で綺麗なジヘを見て昔のことが走馬灯のように思いおこされた。
ジヘが旦那さんとキスする時はチャンミンが「見るな」と言わんばかりに俺の目を覆った。
ジヘはそんな兄の気持ちを知ってか知らずか……
幸せになってほしい。
ジヘ達はさっさとハワイに新婚旅行に行った。
なんか あっという間に終わったな。
自分の部屋でベッドに横になってAのエンゲージリングを見ていた。
Aと最後に会ったのは……
俺がAを怒ったんだ……
怒ったのが最後って……
嫌だな。
俺は起き上がって 父のところに行った。
「お父さん……Aから連絡ないですか？」
Y父「ないなぁ……連絡が途絶えてから かなり経つな？ でも 親父は不思議と何も言わないんだ……」
「やっぱり お祖父さんは何か知ってますよね？」
Y父「……そうだな。でもお前も知ってるんじゃないのか？」
「何を？」
Y父「さぁ？ お前がわからないのに わしがわかるか。」
「そうか……お祖父さんのところに行ってきます。」
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年2月11日 12時
