16 JJ ページ16
Aちゃんは さほど怒ってもなく……
どちらかというと 少し元気がなくなった感じ。
どちらともなく帰ろうということになり (名前ちゃんをホテルまで送った。
ホテルで偶然にAちゃんの両親にあったから挨拶した。
「初めまして。キム・ジェジュンです。」
Aちゃんのお父さんは難しい顔をしていたけど 普通に接してくれた。
A父「初めまして。……君は……確か……」
A「？ ？ お父さん？ジェジュンさんを知っているの？」
A父「……いいや……今日はAをドライブに連れて行ってくれてありがとう。」
A母「良ければ夕飯一緒にどう？」
A「お母さん！ 何言ってるの！ジェジュンさんは忙しいんだから……」
A父「ママ 相手の事情も考えないと……」
A「ママ？ ママって何？ 」
A母「えっ？知らなかった？ だって ミノ君が呼びやすいようにしたのよ。ね？ パパ？」
A「ゲッ……パパって……」
A父「まぁまぁ……内輪のことを今話さなくてもいいだろう？ ジェジュン君 時間があれば食事 どうかな？」
「お邪魔でなければ……ぜひご一緒したいです。」
時間と場所を約束して別れた。
いやーー
驚いた。
両親と会っちゃったよ。
Aちゃんが綺麗なはずだ。
両親とも かなりの美男美女だ。
流石に手ぶらでっわけにもいかない。
手土産を持って約束の場所に行った。
レストランに行った。
今日はどこに行ったのか とかのたわいない話をした。
Aママは優しく 僕に話してくれる。
だが……
Aパパは……
時々 鋭く僕を見る……
A父「ジェジュン君。君は今どんな仕事しているんだね？」
「僕は年末に除隊したばかりで 今はまだ休憩中のような感じです。少し落ち着いたら日本でもコンサートなど考えています。入隊まではテレビには出てなかったですが活動はしていました。」
A父「そうか……君もいろいろと大変だったね……」
？ ？ Aパパはもしかして 知ってる？
…………そりゃそうか……
ユノと娘を見合いさせてるくらいだから……
相手の事情も知ってるよな……
でも 僕とユノのことを知っていながら 僕に普通に接してくれていることはありがたい。
A「お父さん！ そんな事情聴取みたいなことはやめて……嫌な雰囲気になるでしょう？」
A父「ごめん ごめん。だってさ こんなイケメンがどんな仕事してるか気になるじゃないか？」
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年2月11日 12時
