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私はジェジュンさんを振り切りタクシーに乗り 駅にむかった。
KTXで帰りホテルにこもった。
部屋に入った途端に涙が溢れて……
崩れるように床に座った。
ユンホさんはミリさんの前で私の肩を持ってくれなかった。
やっぱり……
そうだった……
…………前からわかってたことだし……
そんなこと今更だし……
そう言って 自分を落ち着かせようとするが……
なかなか気持ちが前向きにならない。
私が入隊の見送りに行かなかったからバッシングを受けたって………
この前 ユンホさんに会った時には そんなこと言ってなかったし……
でも 私は何も兵役について勉強してなかったから…バッシングがあっても仕方ない。
ユンホさんも一緒にバッシングを受けたなら申し訳ないなぁ。
ミリさんが
「以前 ユノに聞いたことがあるわ。あの子はユノを理解してる？って……ユノ 返事に困っていたわ。」って言ってた………
ユンホさんは私がユンホさんを理解してないって思ってる……
私は以前に
「ユンホさんには私の気持ちはわかりません。」
って言った時 ユンホさんは
「じゃぁ Aは 俺の気持ちはわかるの？」
って……言った。
ユンホさんにアメリカで
「……お互いに信用 信頼されてないって思っていたら いつまでたっても距離は縮まない。」
って……言われたけど……
ずいぶん前のことの様に思えて……
私なりに努力したつもりなに……
全然……
足りてなかったんだ。
私がユンホさんを好きって言ったら ミリさんは愛してるって……私の好きと違うって……
私はユンホさんがわかっていてくれればいいって言ったら
生意気 何がわかるのかって言われた。
そうか……
ミリさんとユンホさんには歴史があったんだ……
ミリさんはユンホさんを理解してて……
ユンホさんもミリさんを理解してるんだ。
だからミリさんを今は友達っていうんだ。
…………
ユンホさんは私を睨んでた。
私は何もしてないのに……睨んでた。
悲しいなぁ……
ものすごく 悲しい
どれくらいだっただろ……
頬にひきつりを感じ バスルームに行って鏡を見た。
切れてる。
長いし深そう……
あっ！
きっと 指輪だ。
ミリさん 綺麗な指輪をしてた。
自身が綺麗だと アクセサリーも綺麗なものをつけるんだ。
私みたいにジーンズが友達みたいなのには似合わない……
こんな傷もきっと私に似合ってるんだ……
そう思うことで納得した。
部屋の呼鈴が何度もなった。
出たくなかったが……
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作者名：ここ
| 作成日時：2017年12月11日 0時
