40 Y ページ40
昼になりMCの予定が終了したのでAを探そうとしたが父が来たので行けない。
父と話をしていたら ジェジュンがやってきた。
周りの目もあるし長くは話せない。
世間話をしていたら ジェジュンが俺に紹介したい女性がいるって……
嫌な予感がする。
そんな時に俺と配属先が一緒の後輩が走ってきた。
俺を呼んで耳うちをする。
女性2人が話をしていて 急に1人が声を荒くして もう1人を平手打ちしようとしていたが一瞬目を離した後には平手打ちしようとしていた女性が倒れていて痛いと言って 俺を呼んでほしいと言ったらしい。
後輩には このことは他言無用だと約束させた。
場所を聞いて急いで向かった。
Aとミリだった。
「どうしたの？」
って聞いても Aは話さないし……
ミリは
ミリ「ユノ……あの子が……あの子が………痛い……」
って 言うし……
この状況からして……
Aはミリに暴力を振るったのか？
暴力はよくない。
俺は厳しくAに
「ミリに何したの？」
と言った。
Aは言葉がです 違うと言わんばかりのように首を横に振っている。
どうなってるんだ……
いずれにしても 騒ぎになると困る。
ミリはもう業界人だし 何かあっても事務所が対応できる。
だが Aは一般人だし 俺の婚約者ってバレたら追い回されるし 対応できない。
それに今は痛みがあるミリが優先だ。
「早く帰って！ 早く！」
俺はAにキツく言い ミリを抱き上げて医療班に向かった。
途中 時々振り返り 「早く！」って口を動かした。
Aは俺とミリを涙目で見ていた。
Aが気になるが……
仕方ない。
医療班に来た。
男性医師だったが 信頼のおける人だったから任せた。
しばらくして医師がでてきて
医師「彼女…妊娠しているぞ。今回は大丈夫そうだが 今はまだ注意が必要な時期だから 気をつけてあげなさい。」
「……ありがとうございました。」
俺はミリが寝ているベッドに近づいた。
「ミリ？ 大丈夫？ 」
ミリ「…………ユノ？……ごめんね……」
「注意しないと……」
俺は聞くか聞かないかで迷ったが
「ミリ？ Aが何かしたの？」
ミリ「…………………」
ミリは何も言わない。
今はミリを不安定にさせるのはやめておこう。
「今日はもう帰った方がいいよ。誰かに迎えに来てもらった方がいいと思うけど……マネに連絡する？」
ミリ「……そうね……自分で電話するから……」
なんだか 席を外した方が良さそうだ。
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作者名：ここ
| 作成日時：2017年12月11日 0時
