21 Y ページ21
Y祖父「ユンホヤ……お前は機嫌がいいのに Aは機嫌が悪いって……」
「…………それは…色々ありまして……」
Y祖父「話してみろ。」
「………夫婦のことだから……」
Y祖父「わしが何十年生きてると思ってるんじゃ？世間の大概のことには驚かんぞ……」
「……以前にAが俺の元彼女達のことを聞いてきたことがあって……」
Y祖父「あー そういうことを言っておったな…」
「あれは実は……Aがなかなか俺のに慣れなくて……痛みが強かったようで……元カノ達はどうだったか？って俺に聞いてきたから………俺はものすごく怒ったんだ。マナー違反だって……」
Y祖父「そうか……お前達はあっちは合わないのか？」
「相性はいいはずです。」
Y祖父「………………」
「ミリのこともあったから…Aは自信がなかったようで……俺がAとミリを比べてるって……色々と下手なのに比べられて惨めになるって……そんなことはしてないって言ったけど……ホントはちょっと比べてて……」
Y祖父「お前の気持ちもわかるが……」
「Aはずっと そういう気持ちがあって……日本ツアーの最終日に内緒で来ていて…ミリと話しをしたらしいんだ。ミリから俺を解放しろ…韓国では目上の人には逆らわないんだって……俺の初めての相手が自分だって言われてて……おまけに…ユノ上手いでしょって言われてて……Aには俺が教えてる途中で……俺についてくるのがやっとな状態なのに……俺が上手いかどうかもわからないんだ…Aは……」
Y祖父「……余計なことを言うもんじゃ……」
「俺はそんなことがあったなんて後で知ったから……ツアーに内緒できたこととか ミリを引き合いにだしてあれこれ言ったから今までにないくらいに怒ってしまって……Aはミリのこともあったし…もう別れないといけないって思ったみたいで……この前の韓国にきた時の状態になったんだ。あの時も結局 ミリのことでAを独りぼっちにさせてしまったから………」
Y祖父「………………」
「だから Aとは アメリカに行った後から体を重ねてなくて……しようとすると嫌がって……自分は上手くできないからって……だから 俺がキスしたりするとすごく機嫌が悪くなるんだ……」
Y祖父「……困ったなぁ……」
「おまけに………昨日ってか……夜中に…………」
Y祖父「なんじゃ？ どうしたんじゃ？」
「……………………」
Y祖父「なんじゃ？」
「……………お仕置きしちゃって……」
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作者名：ここ
| 作成日時：2017年12月11日 0時
