ユノと私 6 (ページ6)

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車の中で昨日お祖父さんに言ったことは本心なのを言った。

「……昨日お祖父さんに言ったことは本心です。……私が男だったらユンホさんとはもっと仲良くなれたと思います。……女性関係も仕方がないって思ってます。」

Y「……男だったらって嫌だね。……女性関係も仕方がないって……Aは僕のことをどう思ってるの？」

「どう思ってるって……好き……です。中々会えないので会った時は嬉しいです。……これでは答えにならないですか？」

私はこんな答えしか言えない……
でもユンホさんが期待する答えじゃないのかな？

Y「……俺が女性と会っていても Aのことを忘れてても怒らないの？嫉妬もしないの？ ……仕方ないでいいの？」

「………ユンホさんの事情もあるから…」
……だって……忘れられない人とあってるんだから……怒れる訳ないし……

Y「…………ミリからメッセージがあって連絡したら泣いてたんだ……様子がおかしいからすぐあのホテルに行った。ミリが接待で嫌な目にあって泣いてたから落ち着くまで抱きしめてたら懐かしさがよみがえって………お酒の勢いも手伝って……キスした。…………ユノユノが余り反応しなかったから……やってないけど……朝まで一緒に眠った。」

そんな詳しく話さなくても……なんとなく予想はできているから…
だから昨日したくなかったのに……

「私ミリさんのこと検索したんです。
10年以上前に付き合ってた方ですよね。……その人が忘れられないっていうことは……よほど好きだったんですね……」

Y「検索したって……」

あっマナー違反っておこられる？

「……ごめんなさい。
…………完敗だな……私 2番や3番や4番や……最後でもいいって思ったんです。ユンホさんが私を好きって言ってくれるだけでいいと思ったんです」

なかなかきついな……
一旦別れたけど……また手の届くところにいるから行ってしまうんだ。

「……やっぱりユンホさんは自由でいてください。私やお爺さんやお見合いに縛られなくていいと思い
ます。」
だって……仕方ないんだから……

Y「……Aはそれでいいの？
俺が他の人のところに行っても……
他の人と結婚してもいいの？…………」

……お見合いに縛られなくていいって言ったけど……結婚するのは私とだと思ったから……私以外の例えばミリさんと結婚もありえるってこと？

ユンホさんの中ではそういうことも有りなんだ。

なんだか悲しい……。