50 CMの回想 2 & デカ長チャンミン 3 ページ50
ギュ「無理やり？……」
「そう。だって その時にこのままAを離しちゃいけないって思ったから……Aはタクシーの中で寝てしまったから ……」
ギュ「その時に抱き上げたのか？」
「そう。ソファーに寝かせたんだけど視界に入って落ち着かないから 僕のベッドに寝かせたんだ。その時に Aを抱き上げた時の柔らかさや軽さが思い出されて……寝顔が可愛くて 小さな唇がプルンって……キスしたくなるし MAXが反応するわで慌ててシャワーを浴びてソファーで寝たんだ。」
ギュ「…唇がプルンって……」
「あの唇だぜー。あの時 僕がやっていれば 今頃 Aは僕のものだよ。……僕の律儀な理性を恨むよ。」
ギュ「……………」
「でもAの寝顔にキスしたのはヒョンだからさ。ヒョンはためらわなかったんだよ」
ギュ「かわいい寝顔……唇がプルン……」
あっ！
キュヒョンが落ち込んでる。
Aの寝顔やプルンとした唇を間近で見たのは僕だからね！
何だろ？
この優越感！
気分がいい！
おっ？
なんか 回復してきたぞ！
そうだ！
ミノの時は心がポッキリ折れてしまったから 捜査を中止したままだ！
よし！
捜査再開だ！
「それはそうと 日本で何かあったのか？」
ギュ「何かって？何もないよ。」
「でもさ ミノがアッサリしすぎだから……それに何か隠してるのか？って聞いた時にミノの目が泳いだんだよ！」
ギュ「ミノの目が？」
「そう。一瞬。」
ギュ「泳いだ？」
「そう。」
誘導尋問はやめた。
直球にでた。
キュヒョンも一瞬目が泳いだ！
この最強様を甘く見てもらっては困る！
この眼力を舐めてもらっては困る！
「キュヒョン…………はけよ……」
ギュ「……仕方ないなぁー。Aが僕らと連絡を絶っただろ？ ミノにも電話しないって……なぜだと思う？」
「ヒョン関係だからか？」
ギュ「そう。僕らと連絡を取ってるとヒョンを思い出すから だって……」
「A……」
ギュ「でも それじゃぁ 寂しすぎるだろ？だから ヒョンと別れたからって僕らとも さよならはなしにしてほしいって言ったんだ。」
「……そうだよな……」
ギュ「僕らも これから兵役に行くけど 誰かしらいるから 何かあれば連絡してほしいって言ったんだ。」
「……うん」
ギュ「だからって 着信拒否を解除しろって言えないからさ……Aに任すしかないだろ？」
「うん…」
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作者名：ここ
| 作成日時：2017年4月28日 15時
