45 デカ長 チャンミンが行く！ 2 ページ45
ミノ「ヌナが僕をかわいいって言うから ギュッヒョンが僕は？なんて言いだして……」
キュヒョン……見っともないないなぁ……
ミノ「ヌナがキュヒョンさん 歌が上手いって褒めたから…急にニヤニヤして マジックの時にかかる定番の曲を口ずさみながら マジックもどきをして 自分のCDやらをだしたから もうヌナは喜んじゃって…」
「えっ……」
ミノ「あの日のギュッヒョンはいけてました。ポイント高かったです。」
「えっ……ポイントが高かった？」
ミノ「はい。多分 ヌナはギュッヒョンを見る目が変わったと思います。」
「変わったって何だよ？」
ヤバイよ ヤバイよ。
ミノ「ちょっと僕 ギュッヒョンにはムッとしてることがあったから チャミヒョンにチクっちゃいます。」
「どうしたんだよ？」
ミノ「僕は弟だから…ヌナとハグしたんです！ヌナだって喜んでたし……なのに ギュッヒョンはどうも 会場でヌナと会った時にハグしちゃってるんです！勝手に！」
「えっ……キュヒョンがAにハグした？」
何やってんだよ！
あいつ！
僕は震える手でスマホを操作し キュヒョンとAのハグをツイッターで探しだした。
…………ありかよ？……
僕だって ヒョンの手前我慢してたのに……
やってくれたよ…………
ミノ「でも ヌナはギュッヒョンとのハグは嫌だったみたいで ……ギュッヒョンは 僕のハグと態度がえらく違うっていじけてました。」
ミノのその言葉に 幾分救われた。
でも まだ後遺症がある。
ミノ「そんなギュッヒョンがマジックで 一発逆転したんです。好印象にね。」
ダメだ。
再発した。
今日の取り調べは中止だ。
「ミノヤー 僕は孤独だよ…………」
ミノ「チャミヒョン……大丈夫ですか？」
僕は ミノの言葉なんて耳に入らなかった。
何とか意識をしっかりさせ
「ミノ もう時間だから…行くから……」
僕は ふらふらしながら カフェを出て行った。
なんかミノが言ってた……
ミノ「チャミヒョン……おごりですよね？ 会計は？…………」
何だよ……何だよ……。
ギュラインなのに……
自分達だけ楽しんじゃって！
ハグか…………
僕だって……タクシーで眠ったAを抱きかかえて部屋まで行ったんだ。
…………僕は いつから こんなセンチになったんだ。
多分 もうAに会えないからだ……
もう 調査なんか どうでもいいよ……
今度 キュヒョンにあったら嫌味の１つくらい言ってやろう……
僕は心が折れてしまった……
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作者名：ここ
| 作成日時：2017年4月28日 15時
