15 Y ページ15
俺の行きつけのお店で待ち合わせした。
先にテギョンが着いていた。
2人とも話しださない。
口火をきったのはテギョンだ。
TG「……Aさんは？」
「……うん……泣いてたみたいだ。名前を呼んだけど 気づかなかったのか…そのまま中に入ったよ。」
TG「…………」
「君はAが泣いているのがわかったのか？」
TG「Aさんは 最初 携帯を見ていたんです。
でも 途中から目を拭きだして サングラスをかけたから……前も 泣いて目が腫れた時にサングラスをかけていたので……」
……そうか……俺も日本の事務所がAと距離を置けって言った時に Aを抱きしめながら泣いたんだ。その時にチャンミンやマネヒョンに見られないようにサングラスをかけたっけ………
あっ！ 車で顔にハンカチをかけていたのも……
わざとミラーに移らないようにしてた？……
後部座席に行ったのも………
「………………」
TG「……ほっとけなかったんです。だから 食事に誘って……Aさんは断ったんだけど 無理に連れて行ったんです。」
「そうか……」
俺が食事を一緒に食べたら良かったな……
時間は作れたから……
TG「……ユノさん！あのSNSのホテルでのことは Aさんは見ちゃったんですか？」
「……何で？……」
TG「僕が ホテルのことでユノさんとケンカしたのか？って聞いたら 何で知ってるんだって……SNSにあがっているのを知らない様子なのに ホテルでのことを知ってるから……」
「……うん……Aは知ってる。でも そのことを君に詳しく話す必要はないと思う。」
TG「……はい。……僕がAさんを見かける時はいつも辛そうだと言ったら そう見えるなら私の努力が足りないって言うから……努力しないと付き合えない関係ってどんな関係？って……」
「努力？」
TG「ユノさん いいましたよね？ お互いが愛おしいって気持ちがあるって……なのに Aさんは自分の努力が足りないって……」
「………………」
TG「Aさんは 私とユンホさんのことは僕にはわからないって……こんな自分を好きって言ってくれるユンホさんに感謝してるし うれしいって……」
「………………」
TG「……僕までAさんを傷つけてしまって…」
「君のせいじゃないよ。確かに俺とAのことは俺達にしかわからない部分もあるから……
しかし 君は Aが大変な時っていうか 偶然かどうかわかんないけど よくいるよね？ 」
TG「……運命？ですか？」
「違うよ！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 280人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ここ
| 作成日時：2017年4月28日 15時
