12 Y ページ12
俺はテギョンの行動を見ていた。
テギョンがハンカチをだして声をかけたら Aは慌てて横を向いて顔を拭いていた……
やっぱり泣いてたんだ………………。
俺はAが泣いてるのを気づいてやれないんだ……
……今まで何回か 俺に顔を見せないで顔を拭く仕草をしたことがあった…………
今まで 何回も泣いてたんだ……。
……ミリが泣いていたら 俺は切なくなって抱きしめたんだ……。
なんでAには しなかったんだろう……
身近すぎてわからなかった？……
Aは 泣かないって思ってたからか？……
……俺はAに厳しかったのかな？……
ミリや他の彼女達にも 酷いことを言ったり 怒ったりしたことはない……
……安心してたのかな？
嫁だからって
何も言わないからって……
俺は車の中でのことを思い出していた。
ミリとのホテルでのことを話した……
キスしたこととか ユノユノがどうだったとか やってないとか 話す必要があったんだろか？
俺が何度もミリの名前を言うから 調べたんだろう。
いちごの事も …………
あんな言い方をしなくても良かったかな？
俺は ロビーの椅子に座って色々考えていた。
あっ！
Aが走ってきた。
？？ 泣いてる？
俺はAを呼んだ。
でも 気づかなかったのか 中に入って行った。
まだ かなり 早いのに…………
しばらく ボッーとしていたら テギョンが走ってきた。
テギョンと目があった。
テギョンが近づいてくる。
丁度 俺の携帯がなった。
マネヒョンから 仕事の時間の催促だ。
俺はテギョンの言いたそうなことが何かもだいたいわかっている。
俺から切りだした。
「これから仕事だから……話したいことがあるのはわかっている。
俺から連絡するから番号を教えて」
TG「……わかりました。連絡待ってます。」
テギョンは番号を俺に教え帰って行った。
なぜか 落ち込んでいる様子だ。
俺も 空港を後にした。
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作者名：ここ
| 作成日時：2017年4月28日 15時
