50 忘れられたチャンミン再び 2 ページ50
僕はキュヒョンに電話した。
「キュヒョン ユノヒョンがやっちゃったよ。」
ギュ「何を…………Aのことか？」
「そう…事務所にAを嫁だって話したらしい。結婚したいけどスケジュール的に無理だったらしく……婚約させろって……事務所は認めたらしい。」
ギュ「え゛ー 認めちゃったの？……」
「ヒョンは早くAに会いたいからって 今 日本に行ってるよ。」
ギュ「そりゃ あの誕生日事件の後に全く連絡がとれなくなったからね。焦るわ。結婚して自分のものにしたかったんだよ。」
「もう 諦めないといけない？」
ギュ「……そうだな……」
僕とギュは しんみりとして 電話をきった。
……………………
次の日もヒョンと連絡がとれない。
まだ 電源を入れてない。
この日にヒョンはAと 濃い1日を過ごしてるなんて思いもしなかった。
日本にきて マンションに行くがヒョンがきた気配がない。
……となると Aの所か？
Aが番号を変えたから 連絡できない。
Aに電話した時の
[おかけになった番号は現在使われていません。番号をお確かめの上 おかけなおし下さい。]
この案内……無情だ！
メールをおくればエラーで返ってくる。
番号がわからないから ミノでもダメだ。
僕は寂しく 1人で食事をして 風呂に入り どーでもいいテレビを見ていた。
今日 最後にヒョンに電話してみるか……
おっ！繋がった。
「ヒョン！今どこですか？電話するって言ったのに…。」
ヒョンは韓国語で話す。何故？
昔から 日本にいる時は日本語でって……
ユノ「声でかい！ 今 Aの家だから……明日 Aのマンションの前まで 迎えに来て。あとで住所をメールするから。」
「それよりヒョン！事務所にAのことを言ったんですか？」
ユノ「そうだけど…何か？……チャンミン 俺 今 熱がでてるから もう寝るから……Aと寝るから。」
「ちょ ちょ ちょっと Aと寝るからって……」
ユノ「夫婦はどんな時でも一緒に寝るんだよ！当たり前だろ！さぁ 寝よ。夫婦の甘〜い夜は邪魔しないように！じゃあ明日。」
プッー プッー プッー
無機質な音。
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作者名：ここ
| 作成日時：2017年3月2日 7時
