ユノと私 3 (ページ36)

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私は日本に帰ってから色々考えた。

お爺さんにあんなこと言ったけど…本当に終わったらもうユンホさんとは会えないなぁ……。

お父さんが言ってたのはこう言うことだったのかなぁ？
ユンホさんは芸能人だからハデな世界にいるから女性との関係もハデなんだろう。

私といる時は私を愛してるって言ってくれるけど…
それが本当なのかどうかがわからない。

俳優同士で結婚している人も多いけどその人達って相手が他の人とラブシーンとかしてても平気なのかなぁ？
演技と割り切ってる？

一般人とも付き合えない私が芸能人と付き合えるわけないか……？

やっぱり私はソンヒョンを応援している程度で充分なんだ。

……………………

それから数日後に携帯を解約して新しいものに変えた。

韓国に行って出費がかさんだからバイト生活にはキツイな。
取り戻そう。

私は余計な事を考えなくてもいいようにバイトに明け暮れた。

マンションと仕事の往復のみ。
たまの休みは家のことで潰れクタクタだった。

韓国から帰って3週間くらいたった。
滅多にない残業になりコンビニでお弁当を買って帰った。
明日は休み。
とにかく寝よう。

部屋の近くに行くと私の部屋の前に背の高い人がいる。
…………？？……

……ユユユンホさん……

私は動けなかなった。

ユンホさんは私に気づき近寄ってきた。

Y「A おかえり。……遅かったね。」
と言って私を抱きしめた。

Y「A？ごはん食べてるの？痩せてるよ。」

「……中に入りましょう。人目もありますから。」

中に入ってもユンホさんはまた私を抱きしめる。

「……ユユユンホさん食事はしましたか？簡単なものしか作れないけど……」

Y「……うん。食べる。……でももうちょっとこのままで……A 会いたかった。とっても……」

どれくらいそうしてたのか？
数分だろうが私には数十分にも感じて……

忘れようとしていた感情がでそうになる。

私は慌ててユンホさんの手を解く。

「すぐ作りますから。ソファーで待っていてください。」

私はユンホさんの顔は見ないでキッチンに行った。
冷蔵庫には大した食材はない。
私の最近の食生活は良くなかったし……。

パスタしかだせなかった。

ユンホさんは何も言わずに食べた。

ユンホさんはミネラルウオーターを飲みながら
Y「A 片付けが終わったらこっちに来て。話があるから。」
と言った。

私は頷き急いで片付けを終わらせた。