35 Y ページ35
今日は疲れた。
光州に行ったりトンボ帰り。
テギョンとの対決も…………。
俺はテギョンに勝ったのか？
わからない……俺の知らないAを知ってるようだし……負け感も感じてしまう。
なんか テギョンのAへの気遣いが 胸騒ぎを感じて仕方がない。
Aは日本に着いたかな？
電話するが電源が入ってない…………。
日本まで もう少しだ。
日本に行ったらAと会って話をすればいい。
…………………………………………
チャンミンは俺やAやテギョンのことが気になるようだ。
「チャンミン？Aはお爺さんに俺との事を終わらせた方がいいって言ったらしい。」
CM「えっ……なんで？」
「……俺の周りには綺麗な女性が多いし 似合ってるって。今のままだと 変に期待するし だって。」
CM「ヒョンはそれでいいんですか？」
「いいわけないさ。……俺はAはもう嫁って思ってたけど Aは違ったんだ。」
CM「…………」
「お爺さんからもテギョンからも言われた。Aは俺を芸能人と見ているって。」
CM「……あー 楽屋でヨナとの事を見た時もそんな事言ってたかな？あの時 ヨナがヒョンにキスしてるとこ 見てたし……」
「ヨナだけじゃないよ。……ユリの時も見てたんだ。」
CM「ユリもヒョンにキスしたんですか？……なんでヒョンはそんなに隙があるんですか？」
「そんな気がないからだよ。Aとは 俺がしたくてたまんないのに 隙がないんだよ。」
CM「……わかるような……」
「そのない隙をかいくぐって やってる俺の苦労がわかる？」
CM「……やってるって……そんな生々しい。」
「にしても テギョンは油断ならない！俺が怯んでる間にAをとられそうだ。
お爺さんからも言われたよ。うかうかしてるとテギョンにとられるって。」
CM「……テギョンって お爺さんに好印象なんですかぁ？ うわっ でごわ！ キュヒョンにも言っとかないと。 強力なライバル出現って！」
「……なんだよ その強力なライバル出現って？それにキュヒョンに教えるって。」
CM「……この際 言っちゃいますけど 僕だって キュヒョンだってAが好きなんです！」
「声でか！そんな大きな声で言わなくても 聞こえるわ！ ダメだよ！Aは俺の嫁だから！」
CM「嫁って言ってるけど 今 危ないじゃないですか？Aはヒョンを夫って思ってないんでしょ！」
「俺達には絆があるから！なんなら 俺達の甘〜い夜を教えてあげようか？」
CM「結構です！」
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作者名：ここ
| 作成日時：2017年3月2日 7時
