34 Y vs TG 2 ページ34
TG「僕は 綺麗かどうかの判断は人それぞれ違う。それはユノさんもそうだと思うと言っておきました。」
「それは俺もそう思う。」
TG「一応 Aさんに言いました。Aさんは僕のタイプだど！」
「……なんで？」
TG「なんでって タイプですから アプローチしました。なんか さらっと流されたけど……」
「俺 言ったよね？嫁って！」
TG「はい。お爺さんも言ってました。でも お爺さんはこうも言ってました。好きになってもいいが嫁ってことを忘れるなって。好きになってもいいって！」
「おい ちょっと それは違うだろ？」
テギョンって天然か？
この場合の好きは友達やいい人って意味だよ！
しかし 危ない奴だなぁ！
TG「いや だってね Aさんは自分の魅力に気づいてないですから。それにユノさんがAさんを萎縮させてるじゃないですか？ユノさんはまだ夫じゃないし Aさんもそう思ってる感じだし。」
「…………」
そこを突かれると痛い。
やばい。テギョンのペースになってしまう。
頑張れ！俺！
「テギョン君。確かに今回は君に指摘されたことは最もだが 恋人同士だったら ケンカの１つや２つはあるんだ。でも Aが俺に会いに韓国に来たことや 俺がAに会いたくて 光州に行ったりソウルに戻ったりしたのも お互いに愛おしいって気持ちがあるからだよ！だから 俺の嫁に手をだしてはいけない！」
TG「…………はぁ…」
「でも 今回 君がいたからAも助かったよ。ありがとう。光州までもすまなかった。」
TG「あのー 今度 僕が地方ロケした所に案内するって約束したから行く予定ですが。」
「その時は俺も一緒に行くから案内してね。」
TG「…………はぁ…」
「今日は朝早くから夜まですまなかった。時間があればこの後 夕食をごちそうするよ。昨日 Aが泊まったホテルのレストランに行こうよ。」
TG「……いいんですか？」
「行こうか！」
俺とテギョンはタクシーでホテルまで行った。
レストランに行き テギョンはここのハンバーグが美味しかったと言って 嬉しそうにたべていた。
確かに美味しかった。
昨日 Aは このハンバーグを食べなかったんだ。食べれなかったんだ………………。
テギョンと食事しながら Aの話もした。
テギョンとAとの会話が英語だというのが驚いた。
Aが帰国子女ってのも初耳だった。
俺はAことを何も知らないじゃないか。
妙な落ち込みを感じたが 空元気をだして テギョンと別れた。
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作者名：ここ
| 作成日時：2017年3月2日 7時
