ユノと私 3 (ページ23)

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テギョンは驚いていた。

まだ結婚はしていないが家族を含めそのつもりであることを話す。

テギョンは俺がAにした態度を意見した。
もっともだ。

店まで案内した理由を俺に聞いてきた。

俺はわからなかった。

テギョンは言った。
「あの店は芸能人がよく行く集まる派手な場所です。そんなとこに女性を1人でしかも外国人を1人で出歩かせるには遅い時間に行かせるのかって心配だったからです。Aさん初めて1人できたって。韓国語も喋れないのに…」

「どんな男か見てみたかった。ロクでもない奴だと思ったんです。」

「医務室では化粧っけなんてなかったのに今日はメイクしてて知り合いに会いに行くって嬉しそうに笑ってました。それなのに趣味の悪い女から冴えない彼女って言われて……」

テギョンがAを心配してくれたことを知ると同時に俺達の浅はかな考えが恥ずかしくなった。

すまなかったと謝るが Aに言えと…。
Aが俺と話をしたくないんだとも言う。

でも俺はAのホテルを教えてほしいと頼むがAが教えないのに自分が教えられないと言った。

おまけにとんでもないことを言いだした。

TG「…………そんなにAさんに会いたいなら明日光州に迎えに来るんですね！ちなみに僕と光州に行きます。」

光州？思わず
「光州に……君も一緒に行くのか？」

TG「はい。だってるいさんは韓国語喋れませんから通訳兼ガイドってところです。では…」

テギョンは電話を切った。

あの野郎！
Aと光州に行くだぁ！
俺の実家にお前が行ってどうするんだ！
ふざけたこと抜かしやがって！

と全羅道の方言で怒鳴り携帯を壁に投げつけた。

チャンミンキュヒョンミノが顔面蒼白になって部屋の隅で小さくなっているが関係ない！

俺は熊のように部屋の中を行ったり来たりを繰り返す。

俺は自分の携帯をだしマネに連絡する。
明日のスケジュールの確認をした。

運良く明日は午前のみ。
明後日は夕方からの仕事だ。

俺は実家で用事があるから明日の午後は実家に帰るとマネに伝えた。

ネットで飛行機をおさえる。

祖父に電話した。
明日 Aが行くから俺が行くまで引き止めてほしいと頼んだ。
あとテギョンも行くが通訳兼ガイドの役回りと話した。

まだ怒りは完全に収まってないが普通には戻った。

ギュライン達を見ると怯えてる。

「チャンミナー携帯壊してごめんね。」
一応謝っておこう。

チャンミンは涙目だった。