45 反省のギュライン 4 ページ47
まだかな？…まだかな？
あっ電話がきた。
ギュ「先生 ありがとうございます！ガールズグループとの合コンとかどうです？いらない？そうですか。じゃあ今度食事でも。恩にきます。ありがとうございました。」
キュヒョンは先生に店の名前と住所を伝えた。
ギュ「今からAが来るから ちゃんと謝れ。行かないってのを先生が説得してくれたらしい。」
僕とミノは緊張している。
なのに キュヒョンは飲んだり食べたり……。
「ヤー キュヒョン！こっちは緊張してるのに なんだお前！」
ギュ「え〜なんで？僕はAと会えるし話ができるから嬉しいし」
キュヒョンはほんと嬉しそうだ。
僕とミノはどんよりしている。
この狭い空間で２つの空気が入り混じっている。
気持ち悪い空間だ。
……………………………………………………
Aがきた。
Aは ほぼスッピンに近い。服装はリクルートスーツみたいな……
アイドル3人 しかもイケメンに会うってのに 色気ゼロ 女子力なし…………でも 美人って思えちゃう。
A「チャンミンさん こんばんは。こちらの方々は 初対面だと思うのですが？ 一体 何でしょうか？」
僕はおかしくて笑ってしまった。
A「？」
ギュ「酷いな Aさん。僕のこと覚えてないの？あれだけ医務室に通ったのに！先生はちゃんと覚えてたよ！」
A「……すみません。」
A「あのー 私 体調が悪いので ……」
ギュ「どっか悪いの？」
A「ちょっと肩を負傷してまして……」
肩？負傷？
「あー ヨナが思いっきりドアを開けた時になっちゃったの？」
A「…………」
Aは人のせいにしないんだ。
何だか僕はAのことを見抜けなかった自分が情けなかった。
ギュ「そうか。じゃあワインとかダメだね。食事を勧めたいけど その前に Aさんに謝りたいんだ。」
A「謝る？」
僕がミノにAをチェックする様に言い ミノが先生とAの話を勘違いして 僕やユノヒョンに話してしまった事を話した。
ミノ「ごめんなさい……」
ミノは泣きそうだ。
A「………………」
「僕も酷いことを言ってごめん。…………僕がヒョンにAとは合わないんじゃないか？価値観が違うかもって言ったんだ。…………ほんとにごめんなさい。」
僕も泣きそうだ。
A「………………」
ギュ「Aさん チャンミンやミノがやったことはギュラインの連帯責任なんだ！僕からも謝ります。許してください。」
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作者名：ここ
| 作成日時：2017年2月7日 20時
