ユノと私２ (ページ28)

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仕事に身が入らない。
こんなこと初めてだ。

チャンミンにAのことを話したんだ。
チャンミンは元気づけてくれた。

俺達には日本でのツアーが待っている。
成功させないといけない。
自分の感情なんて二の次だ。

俺は集中してレッスンに励んだ。

でも夜になるとAを思いだすんだ。
ユノユノを慰める。

お祖父さんがあの日
「ただ抱くだけじゃダメだ。お前を忘れさせないように抱かないと」って言ってたけど
Aじゃなくて俺の方が忘れられない。
Aの身体も A自身も……。

……………………………………

ある日ヨナから連絡がきた。
ヨナとも話す必要があったから時間をつくった。

やっぱり復縁の話だ。
俺は何度も別れたんだと話す。

ヨナ「私が間違っていた。ユノが好きなの。」
って言う。

俺はまたツアーが始まるし外国生活になること。
そうなれば近くにはいない。
同じことの繰り返しだ。
それに今好きな子がいるって話した。

ヨナは驚いていた。

俺は Aを引き合いにだした。
自分からふっておいて都合のいいように使っている。俺は卑怯だ。

そう思うとなんだか虚しくなって…………
飲めない酒を飲んだ。

どうやって帰ったかわからない。
目が覚めたら隣にヨナがいる。

驚いた。
服は…………乱れているものの着ている。
変な安堵感が襲う。

ヨナが目覚めた。
俺に迫ってくる。
キスをしてくる。……なんとも感じない。
ユノユノを触ってくる。…………反応しない。

え゛ーユノユノが反応なし？
……いつも Aを思いだして反応してたのに反応しない？
……ついに不能になってしまったか？
ショック！

ヨナは疲れているのよ！って言って帰って行った。

ヨナが帰ってくれてホッとした。
でもヨナがキスしたこともユノユノを触ったことも
俺は拒否しなかった。

やっぱり俺は卑怯だ。
卑怯だけど結局できなくてよかったんだとホッとしている。

でもヨナと会っているところ俺が酔ってヨナに介抱されながらタクシーに乗るところを撮られてしまいツイッターにあげられてしまった。

これに気分をよくしたヨナがとんでもない行動をしてくれた。