284 CM ページ34
HC「シウォンがお前の嫁の手料理を食べたって。美味かったって……俺より先にシウォンが……俺だって食べたかったんだ。」
「はあ……」
HC「だからAに電話して 俺が頼んだんだ。料理を家でしてほしいって……」
「そんなの聞いてないです。」
HC「俺が内緒にして お前を驚かそうって……」
「だから 俺が驚くって言ってたんですか…」
HC「渋々ってか 了解して 買い物に行ったんだ。楽しかった。やっぱり Aと俺は気があうんだ。」
「あのねぇー 人の嫁と気があうって……おかしいでしょ？」
HC「だって……お前 あいつが面白いのを知らないだろ？」
「……………………」
HC「料理をしていたら 買い忘れたものがあるっていうから俺が買いに行ったんだ。」
「………………」
HC「その間に ウニョクが嫁を帰らせたらしい。頼んでる人がいるからって。早く帰ってほしいって……」
「………………ヒョクが頼んでたのが……ジヒョン！」
HC「そうだ。嫁はジヒョンとは会ってないけど……ジヒョンが俺の家にいたのは知っている。……何品か嫁が作ってた。カルビは嫁だ。」
「カルビ？……そうか…だから同じ味だったんだ。」
でも 待てよ。
俺は あれをジヒョンが作ったと思って
美味しかったってAにいったし
誰でも 同じ味になるのか？なんて
作った本人に、聞いたよ。
複雑そうな
困った顔してたな……
ヒョンの家から帰ってきた俺は動揺してたんだ。
ジヒョンが料理をできるなんて
知らなかったから
なんだか意外で……
もし 知ってたらって……思って…
ジヒョンのエプロン姿にときめいて……
寝る時も なんだか色んな思いがあって
Aがキスしてきても
抱きついても
その手を離したし
バックハグしなかった。
きっと きっと
Aは気づいてる。
俺がおかしいって……
HC「嫁はジヒョンは俺の知り合いだから 実は俺もお前たの結婚をよく思ってなくて……嫁が嫌がるようなことをしたと思ってるみたいだ……」
「だから あんないい方をしてたんだ。」
HC「全く……」
「でも 何があっても礼節は持たないとダメですから。」
HC「お前……嫁にきつく言ったんだろ？……あいつ 可哀想だな……」
「……………………」
HC「済州島に家出したケンカも……お前 キツくあたったんだろう？」
「きつくって……あの時は俺の業界をバカにしてる感じのことを言ったから…………くだらないことを言うなって……努力していない奴にはわからないって……」
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年11月7日 1時
