272 HC ページ22
買い物から帰ってきたら皆んながいた。
「よう！ きたか。今日は美味いもんが食えるぞ！」
皆んな 喜んでいる。
俺は意気揚々とキッチンに行こうとしたら
ヒョクが俺を呼ぶ。
なんだ？
EH「ヒョンっ！ ちょっと こっち こっち。」
「なんだよ？」
EH「…………帰ったから…」
「あぁ？ 誰が帰ったって？」
EH「チャンミンとこの…………」
「なんだよ？ チャンミンとこのって………！ッ……チャンミンの嫁のことか？」
ヒョクは頷いた。
「なんで？ 料理をするって……材料まで一緒に買ってきたのに！」
EH「…………用事を思い出したみたいな……とにかく帰ったから。」
「…………なんだよ……あいつ。約束して 材料まで一緒に買ったのにさ……どうすんだよ？ あの食材……」
EH「…………ジヒョンが作ってるから…」
「ああ？ ジヒョン？ …………誰が呼んだんだ？」
EH「俺が呼んだ。……最近 ジヒョンは元気がなくてさ…元気づけてあげたかったし。」
「………………お前 まさか…………」
EH「ジヒョンだって ヒョンの知り合いだし。それにドンへやトゥギヒョンとも仲よかったんだし 呼んでもいいじゃん。皆んなもジヒョンも喜んでるし。」
そうだけど……
そうだけど……
今日は まずいだろう。
せっかく 俺がチャミナの嫁に頼み込んで約束したのに……
あの嫁……
ジヒョンに会ってないだろうな？
ヒョクが用事を思い出したみたいって言ったから
急に帰ったんだだろうか？
だとしたら会ってないか？
とりあえず なんでもいいから
嫁に誤解を与えてなければいい。
俺はがっかりを隠しきれず
キッチンに行った。
ジヒョンが真新しそうなエプロンをして
料理をしていた。
JH「あっ！ オッパー……呼んでくれてありがとう。私 お料理を習ってたから 少しはできるから。任せて。」
「ああ……」
JH「なんか お手伝いさんが何品か作ってくれてたんだね？ 助かるね。すぐできるから待ってて。」
俺は自分の買ってきたものが気になった。
これ……何に必要だったんだろう？
「なあ？ ジヒョナ？ これ買ってきたんだけど 何に使う？」
JH「…さあ？ わかんない。」
俺は ため息がでた。
ヒョクにしろ
ジヒョンにしろ
悪気はないから。
俺は気が抜けたのか
何も考えたくなくて
会話に入るわけでもなく
ボーッと していた。
自分がチャンミンを驚かせようといって
チャンミンにくるように言ってたことを
忘れていて……
チャンミンが来てしまった……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 821人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ここ
| 作成日時：2018年11月7日 1時
