262 CM ページ12
………………
ちょっと…
部が悪いか？
なんとかしないと……
正座した足が そろそろ痺れてきた。
でも 今は膝を崩しにくい。
こういう時こそ ウォルに助けてほしい。
ウォラーーーー
早く起きろ！
うーーーん…………
なんかないか…………
あっ……あった。
やっぱりウォルだよ。
「でもさ 俺達が仲良くしてないとウォルの精神状態に良くない。済州島の市場のおばさんが子どもは親の喧嘩とかでも 体調を崩すって言ってた。」
A「だから 私は一緒にご飯を食べたり 出かけたり ちょっと優しくしてもらったらいいって言ったけど。…………多くは望まない。」
「なんだよ それ。夫として 父親として何も期待してないってことかよ？」
A「そこまで言ってない。……ウォルの突発性発疹の時は すごく頼りになったし いてくれて良かったって思った。」
「で！ そういうことを体験しながら俺達は親になるって 前に言っただろ？でも それだけじゃあダメだ。」
A「ダメって……どうするの？」
「ウォルに俺達が仲がいいところを見せないと。」
A「仲がいいって……私達は実際 そんなに仲がいいわけじゃない。」
「仲が悪いわけじゃない。」
A「だって 大して会話もなけりゃ……あなたと笑ったことなんてほぼない。」
確かに そうだけど……
「ジヒョンさんや公園でみた女優さんとは楽しそうだった。ずっと優しい顔だったよ。私には注意とか怒ってるとか……」
「……………………」
A「別にその人達みたいにしてほしいって言ってるわけじゃない。私には普通でいい。普通で。」
「A…………」
どうしようかと考えていたら
ウォルが起きてきた。
ウォルは俺達の状況がわかるはずもなく
俺の背中に乗って遊んでる。
A「ちょっと遅いけど お昼にする？ 軽いものでいいよね？」
「うん…………」
Aがキッチンにいったのをみて
足を崩したが 痺れて動けない。
「ウォラーー お父さんは足が痺れて……お母さんにやられたよ！ お母さん呼んできて！」
ウォルはAのところに行ってから
俺のところにAを連れてきた。
A「どうしたの？」
「お前が俺に長時間説教するから 足が痺れて動けない。」
A「説教って……だいたい大げさ。」
Aは俺の足を叩いた。
「イターーーい。」
WL「ッパー ッパー」
「ウォラーー お母さんがお父さんをいじめる。お母さんにダメって……言って。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 821人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ここ
| 作成日時：2018年11月7日 1時
