110 CM ページ10
俺は熟睡したのに…
Aがクマって……どうよ？
Aは眠れなかったのか？
うん？
なんかAの視線が違うところにあるのは何故？
Aの視線を辿りながら……
自分を見ていくと…
ウェーーーーーーーーーーーーーー！
俺のMAXはAの視線に耐えれるのか？
「………男の自然現象だ！ 気にしなくていいから。」
A「大きい……………………」
「うん…………久しぶりに………なった。」
って……
そんなことを言ってる場合ではなく……
平静を装いながらシャワーに行った。
俺…………恥ずかしすぎるだろ……
シャワーをして なんとか落ち着いたMAX。
リビングに戻ると朝食ができていた。
Aはウォルの相手をしている。
「おい！ 」
A「えっ？……何？」
「一緒に食べろよ。」
A「…………いらない……食欲ないし……」
「…………そんなこと言って……体調悪くなったらどうするんだ。体調管理は自分でするって言ってるだろ。」
A「……………………」
「…………………………食べなきゃダメだ。食べろ。」
A「…………昨日 眠れなかったし……」
「えっ？ なんで？」
A「…………だって……近寄ってくるから緊張しちゃっって……」
「緊張するって…………親子3人で寝る安心感とかないのかよ？」
A「……………………」
「ヒチョルヒョンやコーヒー屋のおばさんが……お前は俺を好きって言ってたけど……違うのか？」
A「な な なんでヒチョルさんやおばさんがそんなこと言うの？」
「知らないけど……そう言ってた。」
A「私は そんなこと言ってないし……おそらくヒチョルさんやおばさんの勘違いだし。」
「…………そうだよなぁ……俺が好きなら 一緒に寝たり くっついたりしたら喜ぶだろうけど……お前 そんな感じないしなぁ………」
A「…………………………」
「まぁ……とにかく俺とお前とウォルは親子だし……俺とお前は夫婦なんだから……そのことに慣れないと。」
A「親子とか夫婦って慣れていくもん？」
「人間は自分の置かれた状況に慣れるようにできてるんだ。」
A「…………………………」
なんか……
浮かない顔をしてるなぁ………
気になるけど……
とりあえずはソウルに帰ろう。
その前に市場でウォルの写真を取らないと。
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年7月24日 20時
