108 CM ページ8
「お前もいろんなことを考えて大変だったかもしれないが俺だって大変だったんだ。たまたまヒチョルヒョンがお前達と会ってたから 俺も今 ここにいることができた。」
A「……………………」
「もう 寝るぞ。俺はまだ病み上がりなんだ。車でここまできて……長かったし……市場で結構 お前を待ったし……俺……ここでは 死んでるんだな？……悲しいだろ？ 死んでるなんて。」
A「私は死んだなんて言ってないから」
「コーヒー屋のおばさんの話を聞いて……噂話だって思った。」
A「私 ホントに言ってないから。」
「わかってる。……だけど……ウォルの写真が店にあるのはまずい。ヒチョルヒョンの話だとローカル番組でウォルの写真が写ってたって。店から写真を外さないとと思って……行ったけど変質者扱いだったし。お前が明日行って 写真を返してもらってこい。」
A「なんで？ おじさんは喜んでいたよ。」
「スターの子どもは色々狙われやすいんだ。マスコミからも一般人からも。ウォルみたいに俺にそっくりだったらすぐにバレるから。」
A「うん。 狙われたらヤダ。」
「わかったなら その件は明日で。シャワーを浴びてから寝る。」
俺がシャワーしている間に ウォルを沐浴させたのか 服を着替えて ミルクを飲んでいる。
「なぁ……もう……でないのか？」
A「…………少ししかでないみたい。」
「なんでだ？」
A「わからない……急になって。ソウルから帰ってから そうなったみたい。」
「…………………………」
俺は なんか感じたが…………
まぁ 今はいい。
今日はもう寝るんだ。
ウォルを壁側に寝かせて
俺は また ウォルの隣でウォルを見ながら落ちたんだが……
目が覚める。
Aがいない……
リビングに行くと
Aはソファーで寝ている。
一緒に寝るって言ったのに。
俺はAを抱き上げ
ベッドに寝かせた。
A……軽い。
俺はやっぱり熟睡した。
が……
目覚めると
ウォルとAがいない。
リビングに走って行くと
ウォルがご飯？を食べていた。
「ウォルにご飯なんてあげていいのか？」
A「ええ……離乳食だから。」
そう言って 俺の方を向いたAの顔はクマができていた。
なんで？
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年7月24日 20時
