145 CM ページ45
よし！
俺の出番だ。
「お母さん。ウォルはミルクを飲んでるけど…まだ母乳も欲しくて こうやって少しクズるんだ。」
俺はお母さんからウォルを抱き上げて
「A？ いくよ。」
片付けをしているAを呼んで 俺の部屋に行った。
「ウォルがほしがってる。」
A「うん……」
Aは俺に背中を向けて授乳した。
うん？
「なんでクズってる？」
A「……………………」
「………でてないのか？ ……でてるって言ってただろ？」
A「……………………」
「待ってろ。」
俺はお湯とタオルを持って部屋に行った。
俺は携帯で乳房マッサージのページをだして
再確認後 Aに有無を言わせず
マッサージをした。
吸ってみると 味がした。
「でてきたみたい。やってみな？」
ウォルは飲んでるみたいだ。
しばらくして ウォルは寝た。
A「………………ありがとう……」
「…………俺…勉強したって言っただろ？」
A「うん……」
「反対側はどうする？」
A「ウォルは寝ちゃったし……今日はもういい。」
「明日も…俺がやるから。」
A「大丈夫。今のドラマの仕事の他にも 色々とやることがあるでしょう？………私のことまで手を煩わせたくないから。」
「…………………」
A「体調管理は自分でするから。」
自己管理するって…………
俺がやるって言ってるのに…
こんな時でも 自己管理って……
俺が前に言った
体調管理は自分でしろ
ってことをしようとしてるんだ……
俺が言ったことだから
何も言えない…………
「ウォルを寝かせてくる。」
A「今日はお母さんがウォルと寝たいって。」
「えっ？ なんで？」
A「単純に孫と寝たいってだけだと思う。」
「……………………仕方ないか。……ウォルをお母さんのとこに連れて行くから 先に風呂に入ってきな。」
俺は両親の部屋に行った。
「お母さん……ウォル……一緒に寝るんだろ？」
CM母「ウォルをここに寝かせて。」
言われる通り ウォルを寝かせた。
部屋を出ようとしたら
CM母「チャミナ……あんまり 母乳 母乳ってAちゃんに言わなくても いいと思うよ。」
「なんで？」
CM母「ウォルはもう離乳食が必要な時期なの。母乳じゃあ栄養が足りなくなるのよ。」
「でも……急にでなくなったから……」
CM母「確かに 本来ならまだでてたかもしれないけど………無理矢理してもね？ Aちゃんの体もそうなってきてるんだから……」
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年7月24日 20時
