144 CM ページ44
俺は ついでに事務所にも寄って ファンクラブのホームページを見たり ファンレターに目を通したり 写真にサインするとかの仕事をしてから実家に行った。
実家のリビングに行くと
CM母「あらっ？ 今来たの？ 案外時間がかかったわね。」
「何？」
CM母「だって……直ぐに来るかと思ってたから。」
「あー 。後輩から電話がきて相談があるからって……後輩に会って その後に事務所に寄って簡単な仕事をしてきたから。」
CM母「へぇー。休みなのに偉いわね。」
「なんだよ。子どもに言うみたいに。」
CM母「いいじゃない？ さっ！ 私達は食事終わったから……私はウォルとお風呂に入ろうかなぁ。」
CM父「私が入れるから。お母さんがウォルをお風呂からあげて拭いてやってよ。」
CM母「えーーー。私 楽しみにしてたのに……私がしたい。」
CM父「………………じゃあ……3人で……入ろう。」
CM母「それがいいわ！」
おい おい……
もう30過ぎてる子どもの前で
��一緒に風呂に入ろう�� って……
こっちが恥ずかしくなるから。
それにさ……
俺はまだウォルと風呂に入ったことないのに……
「お母さん……俺はまだウォルと風呂に入ったことないんだよ。なのに お父さんとお母さんが俺より先って……」
CM父「お前は いつでもできるだろ？ お祖父ちゃん お祖母ちゃんの楽しみを取るんじゃない。なぁウォル」
両親はウォルと浴室に行った。
Aが夕食をだしてくれたが…
なんだ？
お父さんの好物ばっかり。
「どうしたの？ これ。お父さんの好きなものばっかり。」
A「うん。 私が夕食作ったから。お父さんの好きなものを聞いて作ったの。」
「………………ふーん。……俺の好きなものは作って…………」
A「何？」
「なんでもない。」
食事も終わりソファーに座っていたら
お母さんがキャッキャッ言いながら
ウォルを抱いてきた。
お母さんがウォルを拭いて服をきせて
CM母「ウォラ〜サッパリしたね。……でも ホントにかわいいわ。…………この子 モデルになれるわよ。だって 可愛すぎなんだもの。」
「モデルって………ウォルがかわいいのは当たり前じゃん！ 俺の子どもだよ！」
CM母「そうよね。ウォルがAちゃんに似てても かわいいわよね！」
「…………………う…ん」
お母さんはお風呂上がりのウォルのミルクもあげてる。
俺が家にいる時は俺がやってるのに。
ウォルの世話ができないじゃん！
ミルクを飲んでも ウォルが少しグズる。
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年7月24日 20時
