143 CM ページ43
ヒナと待ち合わせのカフェに行った。
「どうした？」
HN「だって……オッパァとはこの前みたいに会うことって絶対にないし……だから 嬉しくなって……」
「ヒチョルヒョンとは よく行ってるんだろ？ ヒョンはガールズグループの子とも交流あるからね。」
HN「そうだけど……私なんかはたまたまです。ラッキーでした。オッパと会えて。」
「で…相談って何？」
HN「あっ…………はい……実は私…マンネなんですけど……意見とか なかなか言えないし……言ってもスルーだし……いろいろと用事も頼まれるし……こんな感じなのかな？って思って……」
「そうか……ヒナはマンネか。俺もマンネだったよ。俺も最初の頃は大変だった。体力もないからステージで1人倒れたり……ダンスができなかったり……ヒョン達に迷惑かけてることも多かった。」
HN「オッパが体力ない？ ステージで倒れた？ 信じられない。」
「でも そういうことがあったから 今の俺がいる。迷惑かけないように頑張ったから。」
HN「でも 私にできるかな？」
ヒナは不安げだ。
俺もそんな時があったなぁ。
「大丈夫だよ。でも 人の話にも耳を傾けることは大切だよ。なんで？ばかりじゃダメなんだよ。」
HN「…………はい」
「じゃあ……頑張って。はい これ。誕生日プレゼント。」
HN「オッパ〜〜〜 嬉しい。……大切にします。」
「うん。テレビ局でも会えるように頑張って！」
ヒナはプレゼントを渡したら 抱きついて喜んだ。
俺は先輩として頼られたって感に浸ってたが
この時のことを撮られていて
後々 トラブルになるなんて思ってもいなかった。
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年7月24日 20時
