135 CM ページ35
アイゴーーーーーー
遅くなっちゃったじゃないか…………
急いで帰ったけど……
真っ暗で……
シーンと静まり帰ったリビング。
まさか………
ひょっとして……
ベッドに行くと………………
えいっーし！
寝てるじゃねえか……
おまけにウォルが真ん中でAが壁側。
1番動かせれない順番。
俺はガックリと肩を落として……
シャワーを浴びた。
もう…がっかりだよ。
ウォルにポッポしようとしたら
甘い匂いがした。
…………
あー
やっぱり
母乳……でてるんだ……
ホントに……がっかり…………
目が覚めると……いない。
まぁ いつものことだけど……
リビングに行くと……
Aがウォルにミルクを飲ませている。
A「あっ……おはよう……」
「俺が飲ませるから。」
A「…………うん……。」
ウォルにテレビの子ども番組を見せて
俺とAは朝食を食べた。
「なあ？……」
A「何？」
「昨日さあ……するって言っただろ？」
A「？ ？ ……なんだっけ？」
「…………マッサージ…………なんで寝てるんだよ。」
A「だって……もうでてるって言ったじゃん。」
「少しだって……それに痛いって……」
A「まだ 前みたいに沢山じゃないけど……でてるし……それにそんなに痛くなくなったし………」
「……………………確認するから……」
A「確認？ なんで？」
「………………なんでも！」
A「………………あの…………マネージャーさんのところがそうだったからって……みんな同じじゃないし。全くでない人もいるし……」
「そうだけど…………」
A「なんで そんなにしたがるの？」
「………………なんでって……この前 理由を話しただろ？ 俺は父親としてウォルを心配してるし……悪いと思ってるって。」
A「………………大丈夫だから……私だって 復職するんだし……いつまでも母乳ばっかりではいけないし。」
「………………わかったよ…もう 心配しねーし。」
A「……………………ごめん。でも 心配してくれて嬉しかった…………」
「ホントかよ？……ヤダヤダって騒いだのに。」
A「ごめんなさい。」
「もういいから。今日 遅くなるから。」
A「……………………うん。」
Aが俺のマッサージを嫌がる事に腹がたつ。
俺なりに反省して 勉強もしたのに……
なんなんだ！
その日は撮影が終わってから飲みに行った。
かなり酔った………
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年7月24日 20時
