132 CM ページ32
なんとか納得させたけど……
吸うのはヤダ！って なんだよ！
俺の1番の目的は吸うことなんだ…………
あっ！
違う。
ウォルのために母乳が出るように刺激をするんだ。
その刺激に��吸う��があるんだ！
そうだ！ そうだ！
でも……
目を閉じてできるか？
まあ…なんとかなるさ。
「じゃあ……もう一度風呂に入って からだを温めてこいよ。ベッドで待ってるから。」
A「……うん……」
Aは不安そうな顔で浴室に行った。
俺はベッドに行き 携帯でマッサージの画面をだして 手で真似てみる。
よしっ！
大丈夫だ！
隣ではウォルが寝ている。
横に寝そべって……
ウォルをじっくりみる。
ウォルが産まれて……よかったなぁ。
できた過程は あまり良くなかったけど…
産まれてきてくれて 嬉しい。
もし Aが妊娠したことを俺に言ってたら
俺はどうしてたかな？
産まれてから 子どもって かわいいってわかったけど
産まれる前だったら……
かわいさなんてわからないし……
ジヒョンが妊娠してたら
Aとは サッサと別れたんだろうか？
わかんない。
でも……
ウォルは俺とAの子どもだから……
とっても大切。
ウォルは大きくなったら
お父さん 大好きって言ってくれるかな？
いろいろ考えていたら
寝落ちしたらしく
目が覚めたら
朝だった。
ウェーーーーーー！
俺1人がベッドで大の字で寝てて……
ウォルも Aもいない。
俺は 飛び起きてリビングに走った。
A「あっ……おはよう……どうしたの？」
Aは俺を不思議そうに見ている。
ウォルまでもが大っきな目で俺を見てる。
でも……ウォルが見ているのは……
俺であって俺でない。
………………
ウォルは
元気な俺様MAXを見ていて………
ウォラ……
お父さんのMAXをガン見しちゃいけないよ。
恥ずかしいから……
俺はトイレに直行した。
スッキリしたところで
平静を装いながらテーブルについた。
食事をしながら
「昨日さぁ……俺 いつ寝た？」
A「知らない。私がベッドに行った時には イビキをかいて寝てた。」
「なんで起こさないんだよ。」
A「だって……疲れてると思ったし……」
「……なんだよ。……楽しみにしてたのに…」
A「えっ？ 楽しみ？……楽しみって何？」
「いや……別に…………じゃあ……今夜こそ 絶対やるから！」
A「あっそれね……しなくていいかも。」
「なんで？」
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年7月24日 20時
