123 CM ページ23
えっ！
撮影を見た？
キスシーン…………
見た？
A「人も多いし………すぐに帰った。……撮影って大変だね？」
すぐ帰ったってことは……
見てないはず。
「そうさ。相手にも かなり気を使うし……緊張感のON OFFが大変なんだ。ストレスもかかるんだ。」
A「そうか……じゃあ気分転換とか必要だよね。」
「あゝ そうだよ。」
A「じゃあ……邪魔にならないように しばらく実家に帰ろうか？ そうすれば あなた 自由に色々できるから。そうしよう。」
「お前！ 何勝手に決めてんだよ！」
A「だって……迷惑にならない方が…………それに実家にも行きたい…………」
「実家に行きたいって…………行きたいのか？」
A「どうしてもって訳じゃないけど……」
「お前が実家に行ってる間 俺はどうするんだよ？ ご飯は？ ウォルに会えないじゃん。ダメだ！ダメ！」
A「…………わかったから……昼間に行くから。」
「…………実家に行きたいんだったら……俺がツアーで外国に行ってる時にするとかさ………」
A「うん……わかったから……今日は……また 飲みに行く？」
「わからない。連絡するから」
俺はウォルにポッポして仕事に行った。
今日も駆け引きをしないといけない。
どうしよう。
ヒチョルヒョンがAにヤキモチを妬かせようって言ったけど……
毎日 ヒチョルヒョンと飲むのもどうかと思う。
そんなことを考えていたら
相手役の女性が今夜 食事に行こうって誘ってきた。
ドラマのことや役について話しもしたいって。
それは少なからずも俺も話したいと思ってたんだ。
彼女とは この先 ベッドシーンもあるし……
意見などは知っておいた方がいいと思った。
ベッドシーンって言ってもハードなものじゃない。
ユノヒョンがやってた程度だ。
一応 俺達はアイドルだから……
胸を触るとかはないんだ。
俺はAに連絡した。
ドラマの人達と食事に行くって。
Aは何も変わらない。
普通すぎるくらいだ。
夜遅くに帰ると
Aは寝る前だったみたいで……
A「お帰り…………先に寝ちゃうね。おやすみ。」
俺は また日記を書いてからベッドに行った。
………………
なんで こうなってるんだ！
Aが壁側で真ん中がウォル……
自然と 俺が端。
それはいいけど………
Aをバックハグできないじゃないか。
Aを動かそうとすると
ウォルが危ないし……
えっいーし。
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年7月24日 20時
