117 HC ページ17
俺様 ヒニム 再び登場だあ！
なんでもチャミナが俺様に相談があるんだと。
嫁のことで。
ユノじゃなく
俺様に相談するあたりは…………
俺様の兄貴度っつうか
人間性が重要視されたってことだよな？
俺様はただ毒舌って訳じゃねえんだ。
まあ 口が悪いってのもあるが
ついつい熱くなってしまうんだ。
にしても 相談ってなんだろう？
俺があれだけ怒ったから
ちゃんと自分の気持ちを自覚して嫁を迎えに行ったんだから……
そのあとは
ちゃんと夫婦の生活を送ってるはずだが……
チャミナは俺が指定した店にきた。
「おう！ 久しぶりだな。嫁とウォルは元気か？」
CM「元気です。ウォルは更に可愛くなりました。さすが俺の子って感じです。」
「ケッ……親バカまるだし。」
CM「なんとでも言ってください。ヒョンはまだ子どもがいないから 親の気持ちはわからないですよ。」
「何言ってんだ！俺だって 姉貴の子どもはものすごくかわいいさ。」
CM「チッ チッ チッ……ヒョン？ お姉さんの子どもは所詮 お姉さんの子どもで自分の子どもじゃあないんです。わかってます？」
クソッ……
チャミナの奴
最もなことを言いやがって……
「なんだよ！ お前なんか ウォルがお腹にいる時に��子どもなんかいらない��って言ってんだろ？……ウォル……聞いてるはずだよ！」
CM「えっ？ ホントに？…………」
「お前……嫁に結構辛く当たってただろう？ウォルはお腹で全部聞いてるぜ。……ウォルがもう少し大きくなったら��お父さん 嫌い！"って言われるんだ。」
CM「どうしよう………あれを言ったのは何ヶ月くらいの時だろう？」
チャミナが落ち着かなくなったぞ。
面白い。
でも……ちょっと可哀想か？
あんなにウォルを溺愛してるのに
自分の暴言を聞かれてたと思うと
また ぶっ倒れかねない。
まあ 許してやるか。
「大丈夫だよ。お腹にいる時の記憶って 産まれて忘れちゃうんだってよ。お前が嫁に酷いこと言ってたのは聞いてたんだろけど……忘れてるよ。」
CM「ホントに？……忘れてるかな？……帰ったらAに聞いてみようかな？」
「大丈夫だって言ってるだろ？……で 相談事ってなんだよ？」
CM「あっ……そうだった。…………昨日 Aが俺に友達や女の子達と飲みに行けって言ったんです。」
「ほおー それが？ いいじゃないか。嫁公認って。」
CM「今まで そんなことを言ったこともないのに 急にAから言ってきて。理由を聞いたら ヒョンが………」
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作者名：ここ
| 作成日時：2018年7月24日 20時
