7 CM ページ7
YH「Aちゃん？ 何飲む？ ここはカフェラテとか美味しいよ？」
A「……私は水で。」
YH「…………じゃあ……カフェラテで……」
ヒョンは飲み物を買いに行った。
テーブルには俺とAで…
気まずい。
「……俺達のこと……知らないの？」
A「何がですか？ 有名人ってことですか？」
「そう……俺達……東方神起……なんだ。」
A「東方神起？…………あぁ……」
ヒョンがテーブルに戻ってきた。
「ヒョン？ この人 俺達のことを知らなかったみたいです。」
YH「まぁ なんとなくわかってたけど。」
「だいたいさぁ……この前だって さっきだって……すぐカッとなって……さっきヒョンに言ってたこと そのまま自分に当てはまるんじゃない？」
A「何がですか？」
「ヒョンに武道をたしなんでる人と思えないって。君こそ 見えない。たしか武道って礼に始まり礼に終わるって……なのにさぁ すぐに怒るし 冷静な判断ができないって……致命的じゃない？」
A「………………」
YH「チャンミン……もういいから。」
A「………………」
YH「でもね……Aちゃん？ 素人に技はかけちゃダメだよ。よっぽどじゃないと。」
A「私はあの時 襲われたと思いました。」
「襲われたって？！ あれは不可抗力だろ？」
YH「Aちゃんは有段者なんだから 例え被害者でも加害者になってしまう。わかるでしょ？」
A「はい……。」
YH「俺はそれが気になってたんだ。幸い チャンミンは怪我してないし……そういう風にAちゃんがやったってことは分かってるよ。」
A「はい……。」
YH「トラブルなんて そこら中にあるけど それに上手く対応していくっていうか そういうことが大切だよね。」
Aは少し目を潤ませたように見えた。
少しして
A「私 もう失礼します。」
YH「待って。携帯教えてよ。カカオとかしない？」
A「いえ………」
YH「なんで？ 俺だってAちゃんの合気道見てみたいし。ねっ？ 」
A「はい……」
ヒョンとAが連絡先を交換していると
YH「チャンミン？ お前もだよ。」
「えっ？ なんで？」
YH「Aちゃんと連絡取れなかったり 急に仕事が入ったりしたら Aちゃんに連絡して。反対もあるし。Aちゃんもチャンミンに連絡してよ。」
A「はぁ…………」
Aは飲み物のお金を置いて帰った。
ヒョンが何度もいいからって言ってるのに。
頑固な女だ！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 702人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
クミ(プロフ) - 初めて ずっとお話は読んでいましたが、コメントは 初めてです。ここさんお元気ですか？心配です。 (2019年10月17日 0時) (
レス) id: 1535891342 (このIDを非表示/違反報告)
kiki(=^x^=)(プロフ) - 涙出ちゃう…… (2019年2月8日 21時) (レス) id: e5bf61ba7f (このIDを非表示/違反報告)
神鹿 - 初めての子なのに独りで産んだなんて どんなにか心細く不安だったでしょう！！まだまだチャンミンには反省してもらわねばなりませんよ！！そしていいアッパになって欲しいな！ (2018年7月10日 22時) (レス) id: f17246d0a2 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - チャンミン！ちゃんと両親に全てを包み隠さず全部！全部！告白したら見直してあげます！スッカリお話しに入り込んでしまっている私でゴメンなさい。 (2018年7月10日 1時) (レス) id: 8c09381f1b (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - wakaさん» はい。やっとです。 (2018年7月9日 23時) (レス) id: 334cd0dc93 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ここ
| 作成日時：2018年6月27日 8時
