逃走劇 ページ7
どうにかして撒こうとしているが
応援として来たゾムに追いつかれそうになり
中々撒けない状態になった
トントンさん、出来れば呼ばないで欲しかった
ゾムさんがこんな強いなんて聞いてないし
なんならナイフがさっきから飛んできて…
心臓に悪いわボケ
Zm「すばしっこいなぁ…」
Tn「せやろ？だからゾムを呼んだんよ」
Zm「まあその選択が正しいな
これ一人でやってたらキッツイで」
［「なら引けよ！！」］
言葉が通じないと分かっていても話す
だが、相手には威嚇していると思われているだろう
Ci［「話しかけても無駄やで！」］
［「知ってます。けど一か八か…」］
［「賭け事は楽しい方がええやん、？w」］
そういうとチーノは呆れた様に小さくため息をついた
だが、ゾムは何かを察したのか
動きが鈍くなった
Tn「どうしたんや、ゾム」
Zm「トントン、此奴ら多分チーノとAや」
Tn「はぁ？え、ほんまなん？」
そう私達を見ながら聞くトントンさん
勿論だという様に頷く
するとゾムは目をキラキラさせ、
トントンさんはため息を深くついた
Tn「なら変幻解いてくれ」
そう言われチーノさんが手を合わすと解かれた
私は見様見真似で手を合し解いた
Ci「いやぁ流石ゾムさんですわ」
「ほんと。何で分かったの」
Zm「Aが笑った時の雰囲気というか、気で分かった」
Tn「なんやそれ…てかチーノとAさん、
変幻すんなら誰かに言ってから…」
続きを言おうとしたとき後ろから人が3人来た
オスマンさん、ペ神、ひとらんさんだ
Sn「お、トントン発見〜」
Os「も〜、探しためう！」
オスマンさんはプンプンと怒っているが
私を見つけるなり駆け寄ってきた
Os「Aちゃ〜ん、どうだっためう？」
「まあ、出来ましたよ。ただ…」
と、チーノさんと目を合わせ互いにトントンさんを見る
オスマンさんはその視線の先を見ると
何かを察したのか、またプンプンと怒った
Os「トントン〜？」
Ht「マ、マンちゃん！落ち着こ、ね？」
私達は端で見てますね
そう思いながらチーノさんとゾムを連れて端に行く
しばらく見ていると悪化して
ペ神がトントンさんを襲おうとしている
「カオスですね…」
Ci「せやな」
チーノさんは遠い目をしていた
ここの人達はこの光景、よく見てるんだろうなぁ
なんか可哀想…w
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作者名：こーな | 作成日時：2024年3月3日 12時
