殺意は隠せ！ ページ5
着いた会議室に入ると
そこには多くのイケメンがいた
だが歓迎されている訳ではなさそうだ
殺意ダダ漏れですよ…
特にサッカー青年とニット帽の人！
少し悪態をついていると
ゾムとペ神に「おいで」と言われた
これは…ペ神だな
理由はゾムの周りが私に殺意を向けるからだ
そんなでは安心して話を聞けないだろ
自分の中で完結させペ神の方に歩く
着くとペ神は私を膝の上に乗せた
？「良さそうだな。では会議を始めるが
その前に互いに自己紹介をしようか」
そう言って立ち私を見て
Gr「私はグルッペン･フューラーだ。
ここの総統をしている」
「どうも、私はA・バリスタです。
以後お見知りおきを」
私もたちお辞儀をしつつ自己紹介をした
顔を上げるとグルッペンさんは手を差し出していた
Gr「Aか、よろしく頼むぞ」
「はい、宜しくお願いします」
そう言い、グルッペンさんの手をとった
少し圧はあったが気のせいだと願う
その後は今いる人達の自己紹介を聞いたが
一人だけ何をしている人か言わなかった
おいそこのサッカー青年
自己紹介はちゃんとしろよ
警戒するなら隠すぐらいして？
Gr「あと一人いるんだが生憎任務に行っていてな、
会ったときにでも自己紹介してくれ」
そう言われ頷く
すると今度は真剣な顔して口を開く
Gr「では始めるが、お前は何者だ？」
「何者って…人間ですよ？まあ一回死んでますけど」
Os「嘘じゃないめぅ…続けて」
「あと出身地ですが日本です」
途端にひとらんらんさん…ひとらんさんは
急に立ち上がり私の方を見ては怒鳴る
Ht「嘘だ！もうとっくに滅んでるんだぞ！
日本人なんているわけない！！」
私はこのとき察した
この人も日本人だと。だからなんだ
「信じれないなら勝手にどうぞ？
まあそこのオスマンさんは心が見えるらしいですけど」
Os「！…なんで分かったんや」
「言葉がおかしかったやないですかー
"嘘じゃない"って、真実を知っているような口ぶり…」
続きを言おうとした瞬間
横から圧が感じられ、しょうがなく口を閉じた
ひとらんさんもそれを感じ取ったのか大人しくなった
Gr「まあ日本などの話は後にして
お前の能力と属性はなんだ？」
「？能力、属性……？」
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作者名：こーな | 作成日時：2024年3月3日 12時
