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貴方side







______10年後




都内のカフェにやってきた私。









既に 私を待っている人がいる。






こちらに背を向けて座っている2人組。






「久しぶり!」







ガタッ









光「Aちゃん!いやぁ久しぶり!」


「久しぶり!光くん、変わってないね(笑)」


大「俺は?俺は?背、高くなったでしょ!」


「うーん、少し?」


大「ちょっと!」









久しぶりの再会。


光くん、大ちゃんとは高校卒業してからだから









…………………7年ぶり!?




中学を卒業し、私と光くんと大ちゃんはそのまま高校へ上がった。







でも伊野尾くんは違う高校へ行った。









それ以来会っていない。









慧「よっ、」


「伊野尾くん!」


慧「久しぶり、元気だった?」


「うん!伊野尾くんは?」


慧「俺も、元気。」



















あの事件の後、伊野尾くんは人が変わったように誰とも話さなくなってしまって心配していた。


連絡先も変わって どこで何をしているのかもわからなかった。









でも もう大丈夫みたい。





大「ね、みんなは今何してるの?」





光「俺は警視庁にいる!」


「刑事?」


光「そ、」




すご!




大「俺は探偵!」


「探偵?」

大「バイト感覚だけどね。
それに浮気調査とかばっかりだけど 時々 殺人事件っぽい仕事も来るんだよ。」


「へぇー、すごい。」




「伊野尾くんは?」


慧「俺は建築士!」


「建築士!」









慧「………美藍の夢だったから…」





そっか……。







慧「ちょっと!そんな辛気臭くなんないでよ〜!……もう大丈夫だから!実はあれから 俺あてにもメッセージがあることの気づいたし。」




「え!? 別の手紙があったの?」


慧「内緒」







あの時封筒にもう1枚入ってたのかな?





あとの2人はあんまり気になっていないようだけれど………





大光「Aちゃんは?」





はもってるし。(笑)









「私は普通の企業に就職したんだけど…………

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作品ジャンル:ホラー
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愛姫(プロフ) - 手紙読んで泣きそうになりました。美藍が残したたて読みの伊野尾くんへの最後の言葉感動しました! (2017年1月21日 21時) (レス) id: ef44cc52c1 (このIDを非表示/違反報告)
柚音(プロフ) - 私も手紙泣きそうになりました。 (2016年10月23日 15時) (レス) id: b9d49bac7f (このIDを非表示/違反報告)
いのあり - 手紙ちょっと泣きそうになっちゃいました。たて読みなんですよね? (2016年9月16日 23時) (レス) id: 4248b8f280 (このIDを非表示/違反報告)
ると、 - 早く続きが見たいです (2016年8月3日 22時) (レス) id: 403c16b66d (このIDを非表示/違反報告)
ココ - 美藍ちゃんの手紙が全然わからないです!(´πωπ`*) (2016年7月5日 21時) (レス) id: 62b70efd91 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆう苺 | 作成日時:2016年3月16日 17時

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