検索窓
今日:22 hit、昨日:25 hit、合計:841,339 hit

ページ38

―――



「韓国のゲーセンだとカラオケもあるんだよ」


「本当!?」



声を張り上げた私に、ジョングク君は少し目を見開いた



「なに、歌うの好きなの?」


「うん。小さい頃から音楽はずっと好きなの」


「ふーん」


「次はカラオケ行きたい!」


「え?」



次は、なんてちょっと図々しかったかな…



「ダメ?」


「いや…じゃあ4人でカラオケ行くか」


「そうだね」



少し期待した。2人で行くか、って言ってくれるんじゃないかって…

無理に決まってる。きっと私たちの関係は友達以上恋人未満ってやつ



「…そろそろ帰るか」



時計を見るともういい時間だった。もう少し一緒にいたかった…

贅沢言っちゃダメ、また明日会えるから…

そう思いながらジョングク君の隣を歩いた



「家どっち?」


「こっち」



指さす方向に進んでいく



「……あ」


「ん?」


「ごめんね、気遣ってくれて…」


「別に…こんな時間に1人で返したら危ないし」


「ありがとう…」



サラッと女の子扱いしてくれたことに照れた

気を紛らわすために、持ってた白い人形を見つめる

ずっと見てると何故だかユンギ先生を見てるような気がしてくる…



「なぁ、その人形さ……」


「ん?」


「よく見るとユンギ先生に似てね?」


「……ふふっ(笑)」


「急に笑うなよ…」


「いや、あのね…私も同じこと考えてたの!」


「え、」


「どこかで見た事ある顔だなって思ってたんだけどさ…やっぱりユンギ先生だよね!」



人形からジョングク君の方に顔を向けた

私が興奮したあまり、2人の顔の距離が近くなったのを今更気付いた



「「っ……!」」



その後は言わずとも気まずい雰囲気だった

季節は春。

出逢って間もない君の事が気になり始めた





作者から 9/11→←・ -JK side-



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (359 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1977人がお気に入り
設定タグ:防弾少年団 , BTS , ジョングク
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

mii(プロフ) - 好きかな (2021年8月18日 7時) (レス) id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
由香ちゃなそる - 誰がどこを言っているのかワカラナイ (2018年1月7日 23時) (レス) id: 2e378beab5 (このIDを非表示/違反報告)
momochan1216lo1(プロフ) - コメント返しを本編でやらないで下さい。更新されたと思ってきてみるとコメント返しのみでがっかりします。 (2017年8月29日 21時) (レス) id: 3dcfcba9ce (このIDを非表示/違反報告)
韓国の神様(プロフ) - 何時頃にやりますか?また、何チャンネルですか? (2017年8月29日 12時) (レス) id: 5ef89d89c9 (このIDを非表示/違反報告)
韓国の神様(プロフ) - ヤジャて本当にあるんですか?知りたいです! (2017年8月28日 22時) (レス) id: 5ef89d89c9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ここあ。 | 作成日時:2017年8月16日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。