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シ「良い匂いするなあA」
「っ、耳近い、」
シ「…かわい、」
耳にふーっと息を吹きかけられて身体がびくびくした
後ろからずっと私の匂いを嗅いでいるからか鼻息が擽ったい
この男は自分の匂いが分からないものなのか、ほぼこの家ですごしてるから同じ匂いがするはずだというのに
いつまで経ってもコレには慣れない
一応人並みには経験はある、はず…動画に本格的に出始めてからはないな。
シルクが甘えるっていう行為に慣れてない。だってそういうタイプの人間じゃないから。
まず甘えるとしても私じゃなくてモトキだったりザカオだったり
なんて考えていると耳に柔らかい感触が
「んっ、やめ、」
シ「相変わらず耳弱ぇのな。誰が知ってんの?」
「マサ、イ、とシルクだよっ…!」
シ「だよなあ…」
「やぁ、! なめ、ないで、」
耳の形を辿るように舐められて背筋がゾクゾクする
くすぐったいような変な感じで抑えてるつもりでも変な声が出てしまう
舐めたり、軽く噛んだり耳の奥まで舌を入れてきて頭の中までいやらしい音が響く
シルクが何を考えてるのか分からない
怒っていないならここまではいつもやらないのに
「………りょ、う、」
シ「ん?やめねえよ?」
「なんで、っ、」
シ「…こっち向いて、」
「、なに、や、…っふ、ん、」
後ろを向こうと顔を動かそうとする前にシルクの顔が近づいてきて唇が重なって、口内に舌が侵入してきた
「ちゅ…ん、っ、」
「ん、…ふ、」
逃げても絡めてくるシルクの熱い舌に溶けてしまいそうで。
口の端からどちらのか分からない液が垂れてもお構いなしにキスを続けてくるものだから頭が上手く回らなくなってきた
身体の奥が段々熱くなってきた、と同時に唇が離れて行った
シ「…うわ、顔えっろ」
「ん…?誰のせいだと、」
思ってるの、と言おうとした瞬間にガチャ、とドアが開く音がして
そこには
マ「………鍵は閉めた方がいいと思うよシルク」
ドアに寄りかかってこちらに向かって微笑んでいるマサイだった
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あーや(プロフ) - 最高すぎる!!応援してます!! (2022年5月30日 18時) (レス) @page27 id: 8c3c030c7b (このIDを非表示/違反報告)
雨月 - もう、活動名がもはや私の本名なの笑ってしまった…ww面白いです。頑張ってください! (2022年3月4日 22時) (レス) @page5 id: 76fe40f993 (このIDを非表示/違反報告)
ろこ(プロフ) - むつきさん» そう言ってもらえて光栄です…!亀更新です申し訳ないです… (2021年12月3日 21時) (レス) id: d8e771405c (このIDを非表示/違反報告)
ろこ(プロフ) - もちさん» ああああありがとうございます;;頑張ります本当にあありがとうございます… (2021年12月3日 21時) (レス) id: d8e771405c (このIDを非表示/違反報告)
むつき(プロフ) - みんなから愛されてるストーリーがもうめっちゃ好きです(*´꒳`*)続き楽しみにしてます! (2021年11月23日 11時) (レス) id: df2e98894d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ろこ | 作成日時:2021年9月16日 20時