水の中。 (ページ5)

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幼馴染【motoki】ページ5

mtk

俺の幼馴染は

「モトキ、...ザカオモトキがいじめてくる！」

女の子で

「これはあれでしょ？〜で、...だから...」

博識で

「シルク！競走！」

運動神経が良くて

「モートキ！」

俺の憧れ

「やーっと学校終わったあ〜」

モ「ずっと寝てたじゃんA」

ザ「でも当てられたら全部答えれるんだもんな〜」

一緒に帰ってるこの女の子は俺らの幼馴染のA

頭良し運動神経良し、おまけに可愛いという非の打ち所のない学校のマドンナ...

「お前か俺のダチやった女ってのは」

「ん？なに？」

「一昨日ぐらいにダチが世話んなったなぁ」

「...あー、あの大振りパンチくんの友達？」

...前言撤回、マドンナより巴御前が似合うか。

気付いたらヤンキーが目の前に

モ「うわ、まさか俺？てかザカオは」

「あ？お前1人だったろうが」

モ「嘘でしょ〜」

まさかザカオが1人で逃げるとは...あいつ今度覚えとけ...

けど困ったなあ、絶対に勝てないしなあ

なんか知らないけど絡まれやすいみたいでよく狙われたりする(シルク、Aと友達のため)

「...モトキに手出してみなよ」

「っ！？」

「さっさと離した方が身のためだと思う

...調子乗んなやクズが」

モ「わあお」

「くっ、女が勝てると！」

ヤンキーが彼女に殴りかかった瞬間、そのままヤンキーが綺麗な放物線を描いて宙を舞った

Aは幼い頃から柔道をやっており、その実力は大会でも優勝するほど

「すいませんでした〜〜〜！！」

「雑魚が。...わ、ごめん」

モ「さすがだねA」

「なんでそんな笑ってるの笑」

モ「俺の幼馴染はかっこいいな〜って！」

「...ありがと」

ザ「...終わった.....？」

ザカオがひょこっと曲がり角から顔を出してきた

モ「あ！お前俺置いて逃げんなよ！」

ザ「ごめんごめん！だってあいつ結構有名なやつだったから！助け呼ぼうと思って、」

あわあわしてるザカオにわざとらしく詰め寄る

そんな俺らをにこにこしながら見ているA

「まあザカオだったら暴れててやられてたかなぁ笑モトキだったから何もされずに済んだんじゃない？」

モ「俺だったからいいわけ！？笑」

「そーゆうことじゃない！笑」

なーんてまた普段通り笑いながら歩き始めた

この時間がずっと続けば、なーんて

俺は彼女が寂しそうに笑ってるのに気付かなかった