一話 なんで私が後継ぎなん ページ1
「わからんわからんなんで私なん？？」
別にここは私が継がなくても若頭が継げばいいはず
「この人もうあなたに継がせる言うて聞かへんのよ」
「お前はええ子やし顔もええ。ちゃんと表の顔も裏の顔もきっちり使い分けれるし、なんなら人を統べる能力も組の中で秀でとる。……腕っぷしもなんでか強いしな？」
げ、バレとる
吹っ掛けられた喧嘩を買って相手を病院送りにさせたんやったっけ
「まあ母さんも昔はなお前みたいに綺麗で強かったんやぞ」
「何回も聞いたで」
「Aならついてくって若い衆も言うとるぞ
まあ今日は遅いし、この話はまた明日にしよか」
よっこらせと立ち上がって着物が少し緩かったらしく見えた入れ墨
確か鬼と菩薩と牡丹が胸から両腕にかけて入っている
小さい頃は怖くて泣いとったなぁ
「親父、」
「おージョングクどうした。あ、こいつ部屋まで送ってけ」
JK「わかりました。お嬢、」
「ん、」
父さんと母さんが遠くに行ったのを確認して
「……なあジョングク」
JK「なあにお嬢」
「2人の時はええやろ別に…」
JK「あは、どうしたの疲れてんね
もしかしてあの話された？」
気遣ってか頭をぽんぽんされた
女にしてはでかい方だけど見上げてしまうこいつの身長が憎い。
何度女をやめたいと思ったか
JK「一緒に寝る？」
「うん…バレても知らんけどな」
JK「そん時は助けてね？拾われ者同士のよしみで」
「はいはい」
ここの組の若い奴らは大体お父さんとお母さんが身寄りのない子供を引き取って我が子のように育てられている
グクは私と同じぐらいの時にやってきて、兄妹のように育ってきた
だからちっちゃい頃の癖か名残かこうやって一緒に寝ることもある
2人でベッドに入るけどこれまた狭い
JK「俺は賛成だよ」
「は、」
JK「Aならできるって。
なんなら俺と結婚するっていうのもアリだと…」
「却下」
JK「んもー」
こうやっていつも茶化してくる
今更そういう目で見れんの。ごめん
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しんしん(プロフ) - ソルトさん» 毎日月が綺麗ですね(曇り＆大雨)すっごい嬉しいどうしようありがとうございます！！！！ (2020年7月27日 3時) (
レス) id: d8e771405c (このIDを非表示/違反報告)
ソルト - あ、好きですこんにちは。今日もいい天気ですね。（大雨）更新&面白い作者さんの語り？待ってますのでヨロチクです。 (2020年7月27日 0時) (レス) id: 1cdd664e1a (このIDを非表示/違反報告)
しんしん(プロフ) - Yellow8938さん» ご丁寧にありがとうほんと一人で騒がしいけどよろしくね彼らのおかげで元気！！！！！！！ (2020年6月14日 22時) (レス) id: fab41d894c (このIDを非表示/違反報告)
Yellow8938(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてますTwitterフォローさせて頂きましたよろしくお願いします今日1日体調崩さないように頑張って下さい (2020年6月14日 22時) (レス) id: fb4a224a7d (このIDを非表示/違反報告)
しんしん(プロフ) - なーなーRMさん» そして私もサランハムニダ！！！！！！！！！！！！ (2020年6月10日 22時) (レス) id: fab41d894c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろこ | 作成日時：2020年5月31日 2時
